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2004年3月 5日 (金)

おスミさんはラテン歌手だった

 坂本スミ子の歌を聞いた。ある筋から視聴用CD『GOLDEN☆BEST/坂本スミ子』(Sony Music House,2003.07)をもらったのだ。
 家に持ち帰るなり、同居人が「え? 坂本スミ子が歌? 彼女、役者じゃないの」とのたまった。無理もないです。僕もすっかり忘れていたくらいですから。

 僕にとって最初の坂本スミ子は、九重祐美子のコメットさんがお手伝いをしていた屋敷のお母さん役でした。そして、最も新しい記憶にある坂本スミ子は、今村昌平監督「楢山節考」(東映,1983)のおりん婆役(もうあの映画から20年以上かぁ!)。それでも、おぼろげながら、彼女がラテン歌手であるという記憶だけはあった。幼いころから、彼女がテレビで歌っているのを何度も目にしている。しかも、しっかりした大阪弁を堂々としゃべる女性だった。みょうにインパクトがあった。
 プロフィールを調べてみた。昭和11年生まれ。出身は大阪府大阪市東住吉区。名門・大阪プール女学院高等部卒業というから、きっと「ええしのお嬢さん」やったに違いない(ぼくのオカンなんかと大違い)。昭和34年12月、トリオ・ロス・パンチョスが初来日したとき、前座歌手としてアイ・ジョージとともに世に出たそうだ。紅白歌合戦には5回も出場している。
 数年前、なぜだか越路吹雪のシャンソンもどきが聴きたくなり、CDを買ったこともあるが、おスミさんの歌はきっと戦後ニッポン人のラテン歌謡体験のひとつとなったのではないかな、などと思ったりしました。ちと大げさやったかな?

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