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2004年4月30日 (金)

熱く語るという「お約束」、それとも…

ひさしぶりの平日の休日(……というか大型連休の始まりなんだよな)、昼前に布団から抜け出して、テレビを見ていたら、俳優の大和田獏が田原総一郎みたいなことをやっている場面に出くわしてしまった。時事問題について、自らの意見を述べながら、強引な司会をしているのだ。この日のテーマは、小泉内閣7閣僚+菅直人の年金未納問題。まるで、鬼の首でも取ったような怒りっぷりで番組を仕切ってるのである。

思わず膝を打った。なーんだ、この番組だったのか! たしか、大和田獏が「イラク人質事件」で、“たとえ救出に税金が20億円かかろうとも、ひとり20円じゃないか”と言ったとか言わないとかで、ネットで小バカにされていたのだが、震源地はテレビ朝日「ワイドスクランブル」という番組だったか、と膝を打ったのだ。

それにしても、ほんわかした役柄が似合いそうな大和田獏が、なんだ知らないけど、やたら激しく怒ってるのがヘンなのだ。時事問題で司会者が思わず熱く語ってしまう番組といえば、朝日ニュースター「愛川欽也のパック・イン・ジャーナル」がある。この番組も、たまに見てしまうのだけど、唇震わせて激高する愛川はやっぱりヘンだ。どう考えても、怒りすぎ。(報道ステーションの古館一郎も、眉間にしわを寄せてカメラをにらみまくっている。これも困ったなあと思う)

ニュース、報道、ジャーナリズム…… 真実を追い求め、悪を追及する立場に立たされると、どんな温厚な人もつい怒ってしまうのだろうか。ああいう立場に立たされて、温厚にやってると視聴者からお叱りを受けるのか。ひょっとして、時事トーク番組の司会者は、田原総一郎みたいに感情も意見も出すべきものだ、というような「お約束」が成立しつつあるのかもしれない。

閣僚の年金未納と法案強行採決はケシカラン話だけど、ちょっと落ち着けよ、とブラウン管に毒ついた休日の昼でした。おだやかなGWの幕開けです。

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