人を祝わば穴二つ
来春から晴れて「ロー生」になる同居人のようすがどーも妙。受かると思っていなかったW大になぜか合格してしまったことが、いろんな意味で相当ショックみたいです。
郵送されてきた封筒を開けて「合格通知」を手にしたときの表情は、どこかポーっとして夢見心地のようでした。ふわっと浮き上がったような気持ちが、すこしずつ実感を伴って着地していく。そんな感じではないかな。だけど、喜んでばかりいられません。入学してからのしんどさも、容易に想像できるので、なんだかカウンターでボディーブローを食わされたような気持ちも大きく膨らんでいるはず。
はたから見ればポケーっとしているように見えるけど、頭のなかはいろんな思いでいっぱいになっている。昂揚と不安が交互にやってきて、嬉しさと気の重さがないまぜになる。そんなアンビバレントな精神状態は、わたしにも少しだけわかります。ことし2月以降は似たようなものでしたから。
ちなみに、同居人は、てくてく日記(2004.02.19)で、わたしの大学院合格について、以下のようなお気楽なことを書いていました(じぶんの半年後の運命も知らずに!)。
ううーん、四十の手習いね。もちろん、大変なのはこれから。でも応援しちゃるから、時間がかかってもがんばってね。
人を祝わば穴二つ、というところでしょうか。わたしもできる限り応援しちゃるからね!
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