恥は教室でかけ?
大学院で冬学期(後期)の授業がはじまった。夏学期はシゴトが忙しくて、e-learning以外に2コマしか履修できなかった(うち1コマは落としている可能性もある)。だから、冬学期こそがんばらなくてはならない。とはいえ、カイシャへは毎日行かなければならず、「がんばる」といっても大したことはできそうにない。
冬学期のお試し授業をのぞいていて痛感することがある。それは、わたしは思いのほか英語が苦手だということだ。S.キングやD.クーンツのような平易な英語で書かれたペーパーバックでさえ、読むのにドえりゃー時間がかかる。学術論文(←悪文が多いんだよな)をスラスラ読めるはずがない。ましてや英語でディスカッションやプレゼンしたりなんて、すこし大胆ではないか。
履修登録の期限は今月下旬なので、まだ思いとどまることはできる。
「早まるな。中年がいくら頑張っても若い人ほど伸びないんだから」と、心の中の第1の男がいう。だが心の中には第2の男がいて、彼は「いまこの授業を履修登録すると、学問だけではなく英語も付いてきます」と安っぽいテレビ通販みたいなセリフをしゃべる。
わたしと同じ社会人院生のFさんが、きょうの授業でとてもいいことを言った。「恥は教室でかけばいい。教室の外でかくことを思えば」。ちょっとクサいけど、名言です。ありがとうFさん。けど、わたしはもう少し悩みますね。教室でもどこでも、恥は恥ですから。
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