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2004年11月29日 (月)

宝くじの行列は罪悪感に満ちて

このところ「新潟中越地震の被災者のために」という募金を呼びかける人たちをよく見る。たとえば水道橋の「東京ドームシティ・後楽園ゆうえんち」の前の交差点。信号待ちをしていると「新潟で地震に遭われた人たちのために、どうかお願いします」と募金箱の人がやってくる。箱には「日本ボランティア会」という名称が書かれていて、お金を投入する穴から高額紙幣が顔をのぞかせている。

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2004年11月25日 (木)

もうひとつの『東スポ』

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きのう(24日)赤門をくぐったときに手渡されたのがこの新聞。
一見、『東京スポーツ』だが、よーく見ると『東大スポーツ』だった。

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2004年11月23日 (火)

へなちょこ講師

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本日(22日)、教壇に立ちました。遠いむかし廊下に立たされた経験はありますが、一日だけの特別講師とはいえ教壇に立ったのです。しかも天下の東京大学で。わたしみたいな者が教壇に立ち、パワポを操るなんて分不相応なことですが(だって、まだ修士1年生なんだもーん)、どうにかこうにか時間まで務めることができました。ふう。

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2004年11月21日 (日)

iTunes Music Storeと法をめぐる備忘録

iTunes Music Store
情報法学のゼミで、米Apple Computerの音楽配信サービス「iTunes Music Store」をめぐる調査論文のさわりの部分を読んだ。論文は、米ハーバード・ロースクールのThe Berkman Center for Internet & Society の Digital Media Project がネットで公開しているPDFファイルで、だれか日本語にしてくれる人がいればとても助かる。

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2004年11月18日 (木)

マスメディアは終焉を迎える?

『マスメディアの周縁、ジャーナリズムの核心』
今日(17日)は、穴があったら入りたい気持ちになった。3限目のゼミで、全員が論文リポートをしたのだが、わたしが作ったペーパーに重大な変換ミスがあった。

林香里 (2002) 『マスメディアの周縁、ジャーナリズムの核心』 新曜社

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2004年11月14日 (日)

フルムーン院生

わが同居人が来春から法科大学院(ロースクール)に通う。きのう、合格者向けの説明会に行ってきた。合格通知を受け取ったときの喜びはどこへやら。説明会でガツンとやられて、授業について行けるだろうかと不安そうだ。その気持ちはわかる。お勉強なんて、何年ぶり…、いや十何年ぶりだものなー。

いずれにしても、わが家は院生2人が同居する変な家庭になる。こんなふうに言うと学生結婚みたいだけど、齢を合わせると、あとすこしでフルムーン。高峯秀子と上原謙が二人で温泉に入っていたJRのCMを思い出す--そんな今日このごろです。

(※ちなみにJRの「フル・ムーン夫婦」の定義は、「2人の年齢を合わせて88歳以上の夫婦」だそうです)

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セックスという構築物

,『ジェンダー・トラブル フェミニズムとアイデンティティの攪乱』
「○○以降/○○以前」--そんなふうに時代を画したビッグ・ネームがある。たとえばダーウィン。生物が進化するという考え方を提示し「ダーウィン以降」という言葉がしっくりくる。時代をさかのぼれば、ニュートンもいるし、ガリレオ、ソクラテス、釈迦、キリスト……がいる(←おっと、どこか順序がおかしい)。そうした巨人たちのおかげで、人々の世界観や人間観は大きく変わった。そんなふうに時代を「以前/以降」を区切る人に、ジュディス・バトラーという研究者がいる。バトラーが区切ったのはフェミニズム研究の世界だけにとどまらない。


バトラー,ジュディス(1990=1999)「〈セックスジェンダー欲望〉の主体」,『ジェンダー・トラブル フェミニズムとアイデンティティの攪乱』竹村和子訳,青土社,pp.17-74

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2004年11月 6日 (土)

表現の自由か人権か、それとも

カタールのニュース専用衛星テレビ・アルジャジーラの公式サイトに死体が載らない日はないのではないか
11月4日の各社報道によると、(1)イラクで殺害された故・香田証生さんの写真画像がインターネットの掲示板に掲載され、(2)法務省が掲示板運営者に対して画像掲載は人権侵害に当たるとして削除を要請した。この事実をどう受け止め、どう考えるか。

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2004年11月 3日 (水)

Caught in Between

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国際情報政策に関する授業の後、大学院内で催されたワークショップに飛び入り参加した。いつもは5限目の授業が終わると、さっさと職場に戻り仕事をするのが「お約束」だが、たまには大目に見てもらってもいいだろう、と足を運んでみた(許せ、同僚)。

東京大学大学院・情報学環
<戦争とメディア>プロジェクト
「Caught in Between~『故郷(くに)』を失った人々の物語」上映と映像作家リナ・ホシノさんを囲むワークショップ

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2004年11月 1日 (月)

映像から受けるダメージ

なんの脈絡もなくフラッシュバックする映像がある。イラクで人質になった米国人ニック・バーグさんが生きながら首を切り落とされる一部始終を撮影したものだ。思い出すだけで吐き気がする。ふいに雑巾で横面を思い切りひっぱたかれたような気持ちになる。

なぜこんなことを書くのかというと、香田証生さんが殺害されたことで、フラッシュバックの回数が激増しているためだ。

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