もうひとつの『東スポ』
へえ、やるじゃないの。見出しもレイアウトもなかなかである。なによりも、茶目っ気たっぷりで、楽しんで作っているのがよくわかる。(それにしても、こういうのを刷れるっていうのは、道具も良くなっているんだろうな。わたしの若かったころには、こういう紙面を作る装置がなかったもの)
この『トウスポ』、東京大学運動会の総務部広報局が作る機関誌なのだ。(わたし自身、きょう知った!)
ここまでキレイに作れれば立派なもの。新聞を作る面白さや楽しみは、プロであってもアマチュアであっても機関誌であっても共通するものがあるはず。メディア研究者になろうとする学生は、こういう媒体をどう見ているのかな?
この場を借りて、トウスポの熱血記者たちにエールを送ります。
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コメント
いいっすね。東スポ。何部くらい出てるんだろう?富山支局にいたころ、朝日の富山版の部数は1万ちょっとで、早稲田出身の友人が「早稲田スポーツより少ないね、絶対」といってました。今も富山の部数は増えてないだろうからなあ。東スポより少なかったらどうしよう。
投稿: someya | 2004年11月25日 (木) 23時29分
someyaさん、コメントありがとうございます。
朝日の富山支局はいま、富山総局に昇格しましたよね。さすがに1万部なんてことはないでしょう。
もし朝日が1万なら、わたしの古巣「毎日」は・・・・こわい数字が脳裏をよぎります。
投稿: 畑仲哲雄 | 2004年11月26日 (金) 00時14分
再びおじゃまします。染谷です。毎日にいらしたんですか。当時の毎日は朝日の半分程度でした。今もそうじゃないかしら。支局長以下4人くらいしかいなくて、デスクが県庁やら市役所に来てました。夕方4時ごろになると「本番だからさあ、染谷君、何かあったらファクスしてね」とかいって引き上げていきました。よい時代であった。楽しかったなあ。
投稿: someya | 2004年11月27日 (土) 02時21分
染谷さん、再びどうもです。
支局時代は朝日の先輩たちにお世話になりました。(いまも当時の朝日記者とは仲良くしています) だいたい、支局時代というのは他社の先輩からいろんなノウハウを教えられましたよね。それと、地元紙がめちゃめちゃ強いので、全国紙同士の妙な負け犬的連帯もありました。朝、毎、読の新人記者どうしで飯を食いにいっても“どーせ地方支局なんだから企業間競争を考えないでできるだけ仲良くやろうよ”という空気も。
火事の取材で現場に行くとき、ライバル紙の記者を乗せて行き、帰りには会社に届けてあげたり、現場で35mmフィルムを譲り合ったり、他社の後輩の原稿を直してあげたり・・・・会社の壁を飛び越えて、惜しみなく助け合えるのは支局のよさ。今はどうなんでしょうね。
投稿: 畑仲哲雄 | 2004年11月27日 (土) 09時53分