電波時計を置く場所
数年来つかっていた掛け時計がこわれたので近所のDSに足を運んだところ、「電波時計」というシールが貼られた商品がいくつもあった。秒針がなめらかに動き、チクタク音がしないモノを購入することにした。フツーの掛け時計なら1000~3000円くらいであるのだけど、前述の条件を満たす電波時計は6000円以上した。
用済みになった時計は、5~10分ほど狂っているのが常で、持ち主同様きわめてアバウトなやつだったけど、電波時計というのは日本列島を飛んでいる「標準電波」(時間あわせのための電波)を受けて、勝手に時間を合わせてくれるという機転の利くやつなのだ。
発売元であるSEIKOのサイトには電波時計に関する詳しい情報はなかったので、ほかを探していたら上ヱ地義徳(JP2WGS)さんのページに行き当たった。このページがとてもよくまとまっているので興味のある人はぜひどうぞ。
すごく簡単にメモしておくと、日本の時刻を決めている独立行政法人通信総合研究機構の原子時計に基づく時刻情報をのせた「標準電波」は、現在2カ所から発信されている。福島県の「おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)」が東日本をカバーし、西日本は佐賀県の「はがね山標準電波送信所(60kHz)」が担当している。日本にある電波時計というのは、いずれかの送信所から出てきた電波をキャッチして時刻を自動的に調節しているはず。通信総合研究所の原子時計というのは10万年に1秒の誤差という精度だし、サマータイムが導入されたとしても、合わせてくれることになっている。(GPSを利用したケータイやカーナビのように、最新の話題ではないかも知れないけど、長波という響きがいいなあと思ったりするのです)
いくら正確な電波時計でも、く電波をキャッチできない場所に設置しなければフツーの時計になってしまう。わが家で長らく掛け時計のあった場所は、電波の届きにくいところだったので、きょう買った電波時計様はすこし見づらい場所に鎮座ましましている。
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コメント
ストップウォッチの秒針がガンガン回る腕時計で、電波でソーラーきぼんぬ。
投稿: 子分@ハタナカ | 2004年12月 5日 (日) 22時14分
子分@ハタナカさん?(=吉田@SASさんですね)コメントありがとうございます。たしかにストップウォッチの秒針がガンガンまわる光+デムパの腕時計は魅力ですね!
わたしは携帯を持ち歩くようになったのを機に、腕時計とオサラバしました。でも、携帯の時計には不満があります。わたしのキボンヌは、高級感漂う懐中時計に携帯電話の機能を付加してくれること。でも、ケータイの流行すたりと懐中時計のライフサイクルは違うので。。。。。
投稿: 畑仲哲雄 | 2004年12月 5日 (日) 22時45分
>子分@ハタナカさん?(=吉田@SASさんですね)
ま た イ コ ー ル 厨 か 。
ウソです。ごめんなさい。いまの携帯が電波なんですよ。
投稿: 子分@ハタナカさん | 2004年12月 8日 (水) 04時41分