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2005年3月 3日 (木)

ヒット数>ページビュー>ビジット数

CNET Japan の記事「ニューヨークタイムズがAbout.comを買収」を読んでいて、単位のことが気になった。

記事の終盤に Nielsen//Net Ratings によるアクセス推計が以下のように書かれている。

同社(ニューヨークタイムズ)の運営するサイトのユーザー数は月間1300万人。About.comの月間2200万人ユーザーを合わせると、インターネット上で12番目に多くユーザーを抱える企業となる。

「ユーザー数」ってなんだろう。登録者数なのだろうか。あるいはビジット数のことだろうか。うむむ。(知ってる人、教えてくださいまし)

備忘録として、アクセス調査で使われる単位をメモしておく。

ヒット数:サイト訪問者のコンピュータにダウンロードされたファイルの数。トップページに5つの画像が含まれていれば「6」になる。

ページビュー:サイト訪問者のウェブブラウザに表示されたページ数。トップページから下位ページを5つ閲覧すると「6」とする単位。1つのページに3つのフレームがある場合「3」とカウントするケースもあるらしい。

ビジット数:サイト訪問者がトップページからいくつもの下位ページを閲覧しても「1」とする単位。セッション数とも言う。同じ訪問者でも一定の時間があけば、2ビジットになることもあるそうで、その間隔は30分程度だそうだ。

3者の関係は「ヒット>ページビュー>ビジット」となる。広告関係者には常識かもしれないが、注意しないと騙される。「アクセス数」という単位がもっともクセ者なので、「それはヒット数ですか? あるいはビジット数?」と確認する必要がある。

■参考サイト
とほほのWWW入門>アクセス数の数え方

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コメント

 こんにちは、ネットの世界が仕事になってから丸8年。どうしても理解できない「不思議」がいくつかあります。「ページビュー」がその一つです。

 サイトの環境(コンテンツの量やデザイン、測定法等)によっていくらでも数字を操作できます。というよりもそうであることを意識していないサイト運営者も大勢います。こんなものは自分のサイトを時系列に自己評価する指標としてはなんとか利用可能ですが、複数のサイトを比較したり、広告ビジネスの基本データとすることは不可能です。ましてやページビューの多くは、サイト運営者の公称にすぎません。どうしてこんなものをありがたがるんだろうと思います。

 比較的有効なのはビジット数です。これにしても、測定法は集計ソフトによって違いがあるので注意ですね。弊社ではページビューは聞かれれば答えますが、以上のような前提を必ずコメントします。でも、相手がそれを理解しているとは思えません。まさに「バーチャルな世界」です。

投稿: schmidt | 2005年3月 4日 (金) 10時11分

 視聴率と同じようなものでしょうか?
広告媒体としての売り込みのための数字・・・
こんなにすごいんですよ、うちの広告効果はかな。
統一されたところで、ちがう価値基準で行けば意味がないというなら現状のTV視聴率と一緒のような気がします。

投稿: JOHNY | 2005年3月 4日 (金) 21時01分

schmidtさん:ビジット数が標準化されればいいですね。「このサイトは1日に10万人が訪問する」という表現のほうが分かりやすいと思います。ヒット数は単位の信頼性として「アウト!」かも。

投稿: 畑仲哲雄 | 2005年3月 5日 (土) 00時01分

JOHNYさん:たしかに視聴率と似たようなものかもしれません。それで思い出したのが、視聴率調査でズルをした某社の事件。こんな数字に目の色を変えなければならない仕事もあるんですよね。

投稿: 畑仲哲雄 | 2005年3月 5日 (土) 00時35分

 畑仲さん>画像の数まで反映するヒット数を使う人は、さすがにもういないと思います。やはり一定範囲の重複を除外した訪問者数で考えた方がいいでしょうね。

投稿: schmidt | 2005年3月 5日 (土) 00時40分

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