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2005年4月29日 (金)

マディソン主義的共和主義

「表現の自由」や「思想の自由市場」などをめぐるキャス・サンスティーンの考えについて解説してくれている論文を、院生室で埃をかぶっていた紀要のなかに見つけた。2005年4月3日のエントリー「マスメディアと公開フォーラム」を補強するため、ちょっとだけメモしておきたい。

八幡有信(2001)「現代情報社会における市民性と表現の自由論-サンスティンの場合」『東京大学社会情報研究所紀要』No.61, pp.197-229

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2005年4月27日 (水)

O先生のゼミで発表

okadaきょう、世論研究の大家として知られる著名な先生のゼミで発表をする。たった1週間で関連文献・図書にじゅうぶん目を通すことができなかったのが悔やまれるが、無謀にもトップバッターとして「やります」と手を挙げた以上、最善を尽さなければならない。緊張するなあ。

岡田直之(2005)『現代社会におけるマスコミ・世論の種々相』学文社

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2005年4月24日 (日)

裏庭から仔猫

m-05-04-24_10-00-02ミャー、ミャーという鳴き声がした。犬派のわたしは嫌な予感がした。同居人が勉強をほっぽり出して確かめに行くと、マンション裏庭の植栽に仔猫一匹いた。腹を減らせているもよう。同居人も犬派だが、すこし哀れになり牛乳をあげることにした。

仔猫を植栽の下からつまみ出して、温かい砂利敷きの庭に連れて行ったときは、にこ毛を逆立てて「シャァーっ」と威嚇する場面もあった。犬派の人間には許し難い行状である。(母猫がやってきたが、わが子をかばうことなく逃げてしまった・・・・) 仔猫はそうとう腹が空いていたのか、出した牛乳をすっかり飲み干し、その後はわれらにジャレついてくる。頼りない足取りが、なんとも可愛らしい。

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2005年4月17日 (日)

ブログ執筆4箇条

ブログがきっかけで解雇された人のことが話題になるたびに、他人事ごとではないなあと思ってきた。これはなにもブログに限ったことではない。BBS(電子掲示板)への投稿はもちろん、新聞や雑誌への投書内容もクビの引き金になりかねない。勤務時間外の個人的な表現活動がもとで会社を追われる危険性というのは、どこにでも転がっている。

ブログは気軽に始められる。一昔前の個人ホームページと比較にならないほど利用者が拡大し、サイバースペースは世俗化している。会社をクビにならないためのガイドラインが望まれるよなあ・・・・と思っていたら、すでに電子フロンティア財団(Electronic Frontier Foundation:EFF)が4月6日にガイドラインを公開していた。

Electronic Frontier Foundation "How to Blog Safely (About Work or Anything Else) " Published April 6, 2005

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2005年4月13日 (水)

M2ライフ始動

gakkan.jpg小雨ぱらつく花冷えのなか、M2(修士2年)ライフが実質始動した。どうにか1年間、働きながら学生でいられた。そして2年になった。そんな当たり前のことが嬉しい。(そういえば小学生のときも2年生になったときが一番うれしかったなー)。

振り返れば、いくつもの深刻で厄介な問題が重なった時期があった。休学しようと思ったり、挫折しそうになったりしたことも・・・・。励ましてくれた指導教官、助けてくれた院生仲間には感謝してもしきれない。M2になったというのに、研究の焦点がビシっと定まっているわけではない(気持ち的にはM1以下です)。頼りない足取りだけど、それでもメディア研究の最前線に立っていることがうれしい。

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2005年4月12日 (火)

自己完結型の誤植

kouetsuYomiuriOnLine関西「よみうりNIEネットキャスターのページ」の中で、読売新聞大阪本社の福田徹編集委員が2003年6月16日に大阪市立天王寺中学校でおこなった講演緑が掲載されています。講演のタイトルは、〈記者講演「新聞を読む達人になろう!」〉。

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2005年4月 8日 (金)

お手軽 masculinity

m-05-04-08_20-55-02ときおり、無頼派を気取る人と出くわします。まちがっても戦後無頼派と呼ばれるような作家ではありません。わたしが目にする無頼派ぶっている人たちは、じぶんのことを無頼派のように見てもらいたいと思っている男たちです。目下の人たち前では俺様ほどスゴイ人間はないというような大言壮語をするくせに、目上の人たちの前では借りてきたネコみたい--そんな小心翼々たる男の中の男たちにオススメしたいのが、この小瓶。サントリー「無頼派」180ml入り、368円。・・・・コンビニで見かけました。(正式な商品名は無頼派小僧)

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2005年4月 5日 (火)

ビビってます

m-20050405-2ついに今日、同居人が大学院生になりました(われら、来年にはフルムーン院生になります)。

朝から同居人の入学式に付き添い、記念写真を撮り、ついでに父母控え室に潜入しました。父母まで安田講堂には入れられないので、別の講義室で式の模様を大きなスクリーンに映し出すのです。お父さん、お母さんたちの中には、総長の演説に頷いたり、メモを取ったりする姿もあり、話がおわるたびに拍手がわき起こりました。すこし胸を打たれました。

同居人が入学式前夜に書いたウェブ日記を読むと、そうそうビビってます。ローのみなさん、どうか仲良くしてあげてください。

今日の格言--「学問すべし、苦しむべし、そして楽しむべし」

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2005年4月 3日 (日)

マスメディアと公開フォーラム

suntein指導教官から読むように勧められた本が面白い。《民主主義にとって/資本主義にとって》とか《市民として/消費者として》のように、議論で混乱しがちなことをキッチリ切り分けて論を進めてくれている。おかげで頭の中が少し整理された(という錯覚を抱いただけかもしれないが)。とくに、マスメディアの存在意義と公開フォーラムについて、あらためて肯定的に考えさせてもらう良い機会となった。こんなことなら、もっと早く読んでおくべきだった。

サンスティーン,キャス(2003)石川幸憲(訳)『インターネットは民主主義の敵か』毎日新聞社 原題:Republic.com

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