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2005年5月30日 (月)

マヨ丼と醤油の構造的カップリング?

oshieニクラス・ルーマン『社会の芸術』を読むのに難渋し(というか絶望し・・・?)、すこしでも手がかりになる参考書をあさっていたところ、翻訳者・馬場靖雄さんの『社会学のおしえ』という本に遭遇した。これから大学で社会学を学ぼうという学生向けに書かれたチョー入門書なのだけど、これがめちゃくちゃ面白い。ルーマンの抽象的で難解な翻訳文とは180度違っている。およそ同一人物とは思えないのですよ。

馬場靖雄(1997)『社会学のおしえ』ナカニシヤ出版

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2005年5月25日 (水)

学食で晩ごはん

20050524ここ数日、立て続けに一緒に閉店間際の学食に通ってみた。いちばん遅くまで開いている中央食堂安田講堂の地下にある。学食なんてめったに利用しないため、たまに利用するときは遠回りして講堂東側から入店していたが、講堂西側の石段からも入店できることを同居人から教えられた。その石段を下りて食券売り場を望むと、写真のような光景が広がる。ちょっとかっこいいでしょ。スタートレックに登場するエンタープライズの艦内みたいで。

働きながらの研究生活をしていると、1年たったいまも知らないことがたくさんある。みんなすでに取得しているアカウントをもっていなかったり、だれだって知ってる事実すら知らなかったり・・・・ その点、毎日のように通学する同居人は、まだ2ヶ月ほどしか通学してないのに、わたしより断然詳しくなってやがる。

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2005年5月21日 (土)

新聞/新聞社/新聞記者

chumaO先生のゼミで取り上げられた中馬清福『新聞は生き残れるか』(岩波新書、2003)を1週間ほど前に再読した。出版直後に読んだときには気づかなかったが、今回は大きな疑問を抱いた。この本のタイトルは『新聞は――』である。だけど、じっさいに考察されている内容の多くは『新聞社は――』である。少々いじわるな見方をすれば『全国紙を発行する新聞社は――』が書かれていると言っていいと思う。新聞(紙)と新聞社と新聞記者を区別せず書いてしまうと論点がぼやける危険性がある。

中馬清福(2003)『新聞は生き残れるか』岩波新書

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2005年5月14日 (土)

身辺雑記ブログは「二流」ですか?

m-tuzurikata1最近、数人から聞かされた?な意見をメモしておく。数人というのは、シゴトつながりではないけれど、PRやジャーナリズム、マスコミなどに軸足を置く国際派の人たちで、いずれも尊敬すべき立派な人物である。たまたま似たような意見を立て続けに聞かされたので、すこし不思議な気がした(みんなグルか!?)。

「日本人のブログは日記や身辺雑記みたいなクズが多くて、つまらない」
「残念ながら日本から良質なブログ(ブロガー)がなかなか生まれてこない」

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2005年5月 7日 (土)

ルーマン参考サイト

yasushi大阪のおばちゃんに「奥さん、お若いですねえ」とオベンチャラを言うと、かなりの確率で「あほやから」という反応がある--そんな都市伝説を思い出した。どんなシチュエーションで思い出したかというと、ニクラス・ルーマンの入門書を読んでいるとき、である。K先生のゼミで読まなければならない本は以下の通り。orz

馬場靖雄(2001)『ルーマンの社会理論』勁草書房
クニール,ゲオルク、ナセヒ,アルミン共著(1995)舘野受男ほか(訳)『ルーマン 社会システム理論』新泉社
ルーマン,ニクラス(2004)馬場靖雄(訳)『社会の芸術』法政大学出版局

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2005年5月 5日 (木)

判決文に誤植あり

誤字脱字は、文章を書く人ならすべての人が体験していると思います。とくに編集者や校閲担当者がいない個人のウェブサイトは誤植のオンパレードです。多くは笑って済ませられますが、判決文の場合、ちょっと違います。

 業界の方には「何をいまさら」なことだとは思うけれど、法律の条文番号をきれいに通して間違えていたり、登場人物「○岡」の名前が、一部「○田」に変わっていたり。これくらいは誤植があきらかだとわかる、とってもかわいいレベルだそうだ。ものによっては事実関係が変わってくるような誤植があったり、まったく明かではない誤植が潜んでいたりするという。(同居人の5月3日のWeb日記より引用)

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2005年5月 1日 (日)

ふしぎの国のナシレマ族

a_giddens文化人類学の世界では有名な話かもしれないが、ナシレマ族に関する調査レポートの一部が、ギデンズの『社会学』(而立書房 2003)に収録されている(45-46頁)。わたしの研究領域とはほとんど関係ないが、とても面白かった。

この調査研究は1956年、ホーレス・マイナーという研究者によってなされた。マイナーが報告するナシレマ族の複雑な身体儀礼は、コンピューターネットワークの発展した極東の島国(いまの日本)に生きるわたしたちにも示唆的だと思うし、サンスティーン教授が懸念する「集団分極化」ともあながち無縁ではないような気がする。

 少々長くなるが引用する。

ギデンズ,アンソニー(1992=2004)『社会学』而立書房、pp.45-46

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