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2005年5月30日 (月)

マヨ丼と醤油の構造的カップリング?

oshieニクラス・ルーマン『社会の芸術』を読むのに難渋し(というか絶望し・・・?)、すこしでも手がかりになる参考書をあさっていたところ、翻訳者・馬場靖雄さんの『社会学のおしえ』という本に遭遇した。これから大学で社会学を学ぼうという学生向けに書かれたチョー入門書なのだけど、これがめちゃくちゃ面白い。ルーマンの抽象的で難解な翻訳文とは180度違っている。およそ同一人物とは思えないのですよ。

馬場靖雄(1997)『社会学のおしえ』ナカニシヤ出版

「ポストモダン」論のバイブルは、リオタール『ポストモダンの条件』(星雲社)だということになっている。しかし筆者としては、前川つかさのマンガ『大東京ビンボー生活マニュアル』(講談社漫画文庫)に出てきた、「ごはんにマヨネーズをかけて食べるのが、食べ物のポストモダンだ」というセリフのほうが印象に残っている。もちろんここでの「ポストモダン」は、ちょっと風変わりなもの、人のやっていないことといった意味でしかない(もっとも筆者にとっては、「ごはんにマヨネーズ」は別に変わった食べ方ではない――醤油も垂らしたほうがいいとは思うが)。しかし流行した「ポストモダン」論の中身も、やはりそんなものだったような気がする。 (第4章 付論 「社会システムとその環境」p.142)

醤油を垂らす・・・・には笑ってしまった。あの馬場さんが、マヨ丼に醤油を垂らしたものを食べながら(唇をテカテカに光らせながら?)、難解きわまるルーマンの大著をシコシコ訳しているのかと思うと、あの分厚くて読みづらい本にも、すこしは親しみが湧こうというもの。ルーマニ屋にだけ通じるものではなく、初学者向けの本も書いてくださることを心より希望します。本がどばどば売れればマヨ丼に醤油などではなく、フォアグラ+ドリュフ+キャビアの豪華丼を毎日食べられると思います。

ちなみに馬場さんを「はてな」で調べると、「『ルーマン派』諸派のうち、ルーマン過激派(「すべてを破壊するルーマン」)の筆頭と(自称して)目されている」らしい。ルーマン派諸派には、左派(「規範理論」としてのルーマン理論)、右派(「最新の社会理論」としてのルーマン理論・「ウルトラモダニスト」としてのルーマン)、伝統派(「意外に正統派社会学」なルーマン理論)、隠れEM系(「適切な社会記述」のためのルーマン理論)などがあるそうです。よく分かりません・・・あほやから

■ルーマン用語
構造的カップリングとは(はてな検索)

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