ルーマン参考サイト
たとえば、クニールとナセヒはサラリと書いている。
他の観察者を観察する観察者は、観察された観察者の観察を導く区別――それは決して観察する観察者自身を導く差異ではない――を、自分の区別を手がかりとして指し示し、したがって観察することができる。そのようにして、第二次観察者は、観察されたシステムが自分で見ることのできないということを、観察することができるのである・・・(『ルーマン 社会システム理論』p.121)
怒るで、しかしっ!! こんな原稿、新聞社のデスクならぜーったいに通さない。悪文の極北・・・・ でもまあ、こういう表現をしなければ伝わらないものもあるのでしょう。
ルーマン理論の基本概念については、いずれエントリーをあらためて備忘録を作ろうとおもいます。いまは参考サイトを列挙するので精いっぱい・・・・あほやから・・・・たぶん、K先生のゼミにはついて行けないと思います。
■文献
・馬場靖雄(2001)『ルーマンの社会理論』勁草書房 (amazon)
・クニール,ゲオルク、ナセヒ,アルミン共著(1995)舘野受男ほか(訳)『ルーマン 社会システム理論』新泉社 (amazon)
・ルーマン,ニクラス(2004)馬場靖雄(訳)『社会の芸術』法政大学出版局 (amazon)
■参考サイト
・井庭崇の「独り言...」blog
・井庭研究室編著(2004)ルーマンの社会システム理論 用語集 暫定版〈.pdf〉
・井庭崇(2004)ルーマン理論のとらえ方〈.pdf〉
・木村裕之(2003)「N・ルーマンの歴史的意味論と二階の観察」『年報人間科学』第24号、阪大人間科学研究科
・ニクラス・ルーマン(フリー百科事典・ウィキペディア)
・日曜社会学(酒井泰斗さんのサイト)
・Bulkfeeds: RSS Directory & Search「ルーマン」
・馬場靖雄論文書庫(日曜社会学内)
・徳安彰「システム理論」@ソシオラボ
・永井俊哉ドットコム「ルーマンのシステム論の問題点」
・立命館大学大学院先端総合学術研究科データベース「Luhmann, Niklas」
・MIYADAI.com Blog:「連載・社会学入門」
・ised@glocom - 「機能構造主義」
・社会学用語の基礎知識
ほかにも参考になるサイトや参考書があったら、どなたか教えてください>あほちゃう人!
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コメント
自分もこうゆうのがものすごくだめです(>_<)!!
こうゆうのを見ると「わけのわかるかたち」で論文を書くことの難しさを感じてしまいます。笑
投稿: にゃん | 2005年5月 8日 (日) 00時40分
にゃんさん:厨房にもわかるように書きたいね、じぶんの論文は。
投稿: 畑仲哲雄 | 2005年5月 8日 (日) 09時34分