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2005年7月31日 (日)

社会の一所産に過ぎない

05_tosaka第二次大戦前、新聞現象をイデオロギー論から精緻に分析していた哲学者がいた。戸坂潤(1900-45)。昨年、H&H先生の基礎ゼミで読んだときに「へえー」と思ったのは新聞を《現象》として捉える視点だった。書店に並ぶジャーナリズム関係の書物の多くは、ジャーナリストがいかなる報道をすべきか、あるいは組織としての新聞社がどんな言論活動をしたかなど送り手に目を向けられがちで、わたし自身、そういう見方が染みついていた。読者に重きを置きながら新聞の社会的機能を見つめる視点は、デジタル化の変動にさらされる今日のマスメディアを考えるうえで示唆に富むのではないかと思い、読み返してみた。(結構むつかしかった!)

戸坂潤(1933=1966)「新聞現象の分析-イデオロギー論による計画図」『戸坂潤全集』第三巻、勁草書房、pp.118-144
戸坂潤(1933=1966)「新聞現象の分析-イデオロギー論による計画図」、鶴見俊輔編(1966)『ジャーナリズムの思想』現代日本思想大系12、筑摩書房、pp.236-272

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2005年7月24日 (日)

ソーシャル・キャピタルという考え方

bowlingaloneロバート・パットナムというアメリカの社会学者が1995年に書いた「ひとりでボウリングをする」という論文を、指導教官から勧めてもらった。そういう論文があることは過去に知っていた(だれかが引用していた!)のだが、東洋経済新報社から邦訳が出ているのを知り、遅ればせながら読んだ。英語が堪能で、この分野に関心のある人は10年前にこれを読んでんだよなー、と悔しい思いをしながらページをめくる。

Putnam, Robert D. (1995) "Bowling Alone: America's Declining Social Capital" Journal of Democracy Volume 6, Number 1, January, pp. 65-78, (坂本治也・山内富美訳 「ひとりでボウリングをする」 宮川公男・大守隆編(2004=2005) 『ソーシャル・キャピタル』 第2章、pp.55-76, 東洋経済新報社)

↑雑誌に掲載された論文の翻訳が単行本のひとつの章に入れられたとき、どうやって表記すべきなのでせうか?アホやからわからん!

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2005年7月19日 (火)

親知らず抜歯完了

きょうの夕方、左奥の親知らず(wisdom tooth=智歯)を抜いてもらった。学生のころ(いまも学生だが)右奥の親知らずを抜いて以来、20年数年ぶり2度目。もうこんな思いをしたくない。(写真はグロいので載せません)

麻酔がよく効いていたので抜歯時の痛みはなかった。ただ、ペンチのようなもの歯を締め上げられたときには、ギシギシと砕けるような音がして汗がどっと出た。汗と涙と全身こわばり続けて30分。最後に針と糸で縫ってもらって作業終了。歯医者さんに礼の言葉を言おうとしたが、麻酔のせいで日本語にならなかった。

いま、麻酔が切れて痛みはじめたが、なんとなく気分は軽い。そして、脳みそも・・・

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2005年7月16日 (土)

和菓子「学問のすゝめ」

20050715なんじゃいコレは、という和菓子屋さんの看板と遭遇した。場所はもちろん、東京・三田の慶應義塾の東門横。それにしても、なんで最中(もなか)が「学問のすゝめ」なのだろう。東大生協にも「東大饅頭」が販売されているのを見て大いに驚いたが、福沢諭吉先生にかなう者はないだろう。やっぱ、お札になった人だもの。

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2005年7月14日 (木)

Google検索つけました

このブログに Google 検索の機能をつけてみた。先輩のブログ「シュミットさんにならない法」が少し前に検索窓を設けたのを読んでいてうらやましく思ったのがきっかけ。あとに続こうと思っていたが、雑用という名の勉強に追われるうちに時間が過ぎていき、ようやく今夜実装した。本当のことをいうと、歯が痛くて本が読めなかったので、気分転換に・・・・。参考にしたのは「いかんともしがたい」さんのエントリー

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2005年7月12日 (火)

智は抜かないで

20050712日曜日あたりから左の奥歯が痛みはじめた。疲れが溜まると、これまでからも痛くなることがあったが、元気になると歯の痛み消えていたので長年放置していた。でも、今朝は耐えきれずに歯科医に駆け込んだ。レントゲン撮影の結果、横向きに伸びている親知らずが奥歯をグリグリ圧迫し、接している部分が虫歯になっていることが分かった。歯科医から、隣の奥歯の神経を抜いた後で、親知らずを抜きましょうと提案された。朕、忍ビ難キヲ忍ビ、之ヲ受諾セリ。

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2005年7月10日 (日)

家らしくなってきた(2)

05-07-09_12-34先日骨組みができたと思ったら、昨日は屋根の形ができていた。すこしずつ家に近づいていく。だけど、ワクワクという気持ちよりも、オロオロの連続である。

このところ雨が多いものだから「材木が雨水を吸って朽ちてしまうんじゃないかな」「金属のボルトが錆びるんじゃないか」・・・・などという悪い想像ばっか。きのうも現場に行き「この部分、柱が足りないんじゃいかなあ」とか、「あの箇所は本来吹き抜けだったはずだけど、ふさがってるんじゃないかなあ」とか、同居人とよくない妄想を膨らませまくった。

建築については全くの素人なので、今の時点でどういうところに気をつけてチェックすればいいのか分かりません。どなたかお知恵を!

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2005年7月 5日 (火)

家らしくなってきた

05-07-05_19-08わが狭小住宅の骨組みができた。今夜、現場に足を運んでみたら、いきなり材木が3階部分まで柱や梁が組み上がっていてビックリした。これを「建て方」という工程と呼ぶのだそうだ。1階から順番に(ゆっくりと)建てられるのかなぁと思っていたが、もう家の原型になっている。2日前までは、コンクリの基礎しかなかった。昨日はようやく足場が組み上がった。そしてきょう、一気にここまで進んでしまった(日暮れ時に撮影したため画像が粗くなってしまいました)。

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2005年7月 1日 (金)

これぞホンモノの担担麺

05-06-25_18-56先日、ある人の病気見舞いのため大阪へ行ったついでに、天神橋筋一丁目に足を伸ばし、5年ぶりにこの担担麺を食べた。中華山椒をたっぷり使った汁なしの極太麺。食後は口の中がラベンダーに似たいい香りでいっぱいになり、舌と唇のビリビリ感が持続する。世に担々麺愛好家は多いが、こういう担担麺を口にした人はそう多くないのではないか。

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