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2005年12月 1日 (木)

待ちに待ったリアリティ

masmedia指導教官が訳したルーマンの『マスメディアのリアリティ』が11月20日、木鐸社から発売された。これは絶対に読まねばならないと思う。じぶんの修論に役立つのかどうか分からないし、ひとりで読み進められる自信はないけれど、お正月はルーマン漬けになってみたい。不思議なことに今日までの院生ライフで最も読んだのは、ルーマン本(関連本も含む)。今夏学期のK田ゼミで『社会の芸術』(法政大学出版局)を、冬学期のHゼミで『信頼』(勁草書房)を読み、すこしは慣れてきたような気がする。

ルーマン,ニクラス(2005)林香里(訳)『マスメディアのリアリティ』木鐸社

以下は木鐸社のサイトに掲載されていた目次と簡単な内容紹介

目次 第1章 リアリティの二重化という分化
第2章 自己言及と他者言及
第3章 コード化
第4章 システムに固有な普遍性
第5章 ニュースとルポルタージュ
第6章 リクペロ
第7章 広 告
第8章 娯 楽
第9章 統一体と構造的カップリング
第10章 個 人
第11章 リアリティの構築
第12章 構築というリアリティ
第13章 マスメディアの機能
第14章 公共圏
第15章 スキーマの形成【Schemabildung】
第16章 パラドックスとしてのセカンド・オーダー・サイバネティクス
ルーマンの理論は古典的ヨーロッパの知の体系の脱構築を目指す現代社会理論である。本書は社会のプロセスに古典的に首尾一貫性を付与し担保した「主体/客体」概念の代りに「マスメディア=コミュニケーション」概念で捉えなおそうと試みるもので,社会を従来と全く異なる位相に切り分けて分析。ドイツコミュニケーション学界がルーマン理論による衝撃からどのように変容しつつあるかを紹介・分析して展望する解題を付す。

内容紹介文を読んだだけで、目眩を覚えそうになるけれど、めっちゃ楽しみ。H先生、おめでとうございます&お疲れさまでした。(関係ありませんが、いま読んでいる『信頼』って、名古屋人は「しんりゃー」と発音するのですか?)

■参考サイト
・木鐸社 http://www.bokutakusha.com/

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