« 頭の燃費 | トップページ | 初めての骨折 »

2006年9月24日 (日)

巨星墜つ

玉男さんが亡くなった--。わたしのように遠くから眺めているファンだから「さん」と気軽に言ってしまうが、文楽世界では傑出した存在。たぶん「巨星墜つ」というべきかもしれない。「曾根崎」の徳兵衛や「天網島」の治兵衛もよかったが、「一谷嫩軍記」の石屋弥陀六にはゾクゾクさせられた。

数年前のこと、公共放送のテレビ番組で、インタビュアーから「むかしは人形を激しく動かせていましたね」と尋ねられたとき、玉男さんは「若気の至りやった」と受け流していたのを思い出す。玉男さんにとって50~60歳代は、青二才。10代で入門後、脇目もふらずに精進して、80歳代でようやく完成の域に達する芸とは、いったいなんなのか。

人間以上に人間らしい人形を見せもらい、ありがとうございました。合掌。

■参考リンク
・人形浄瑠璃 文楽 BUNRAKU< http://www.lares.dti.ne.jp/~bunraku/bun_top.html
・財団法人 文楽協会 オフィシャルウェブサイト http://www.bunraku.or.jp/japanese.html
・文楽への誘い ~文楽鑑賞の手引き~ http://www2.ntj.jac.go.jp/unesco/bunraku/jp/
・文楽 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E6%A5%BD
・吉田玉男師の芸風 http://www.inamori-f.or.jp/laureates/k19_c_tamao/(後略)

|

« 頭の燃費 | トップページ | 初めての骨折 »

「mumble」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/19960/12024598

この記事へのトラックバック一覧です: 巨星墜つ:

« 頭の燃費 | トップページ | 初めての骨折 »