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2006年9月 2日 (土)

夏の論文ゼミ

修論を作るという作業がいかに骨が折れるのか身にしみて分かってきた。きょう、お久しぶりの自主ゼミがあり、わが師と仲間からいろんな指摘をいもらった。痛いところを突かれるとちょっと悔しいが、それ以上にありがたい。7月の中間発表の跡で師匠から「突っ込まれたら反論せよ」と助言をもらったが、やはりきょうのような論文ゼミでは、師や仲間の言葉を細大漏らさず聞きたい。叩いてもらえること、批判してもらえることは、結果的にすべて励ましなのだ。まるで、じぶん独りでは登れない山の中腹にいるようなものだよなあ、と思う。

ゼミが終わり、師匠と仲間たちでご飯を食べてお茶をした。飲み屋やカラオケボックスでキャーキャー騒いだりしないお付き合い心地よい。仕事に追いまくられ、愛犬とも離ればなれになり、殺伐とした暮らしをしているいま、オアシスのような一日であった。雑談のあかで、わが師がジャーナリストのプロフェッショナリズムについて強調されていた言葉にかなりピリっとした。とても大切なこと、けっして忘れてはならないことをあらためて思い出させてもらった。師のもとで研究できて本当によかったなあと実感した瞬間でした。ありがとうございます。

それにしても、ゼミ仲間の問題意識は、似てしまうものですね。

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コメント

研究室に院生が多いと、いろいろ刺激になってよいですね。
ところで、おやびん、
お誕生日おめでとーーーございまーーーっす☆

投稿: 野口小姐 | 2006年9月 7日 (木) 12時16分

小姐さん、たしかに研究室に仲間が多いと楽しいですよ。研究領域が近接するためヒントを得る機会も増えるのがいいところかな。ところで、お誕生日メッセージありがとうございます。・・・・老いやすく学成り難し、です。

投稿: 畑仲哲雄 | 2006年9月 7日 (木) 13時42分

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