崖っぷち
修士課程3年間(←フツーは2年だけど)の総決算。泣いても笑っても、修論の締め切りやってくる。まさに今がドン詰まり。崖っぷちを走っている。まだ過去を振り返る余裕はない。いまはただ、最後まで気を抜かずに走り続けるしかないのです。
それにしても、論文というものが、かくも体に悪いものとは! 眼精疲労と目のかすみ、慢性の肩こり、首の痛み、胸下筋肉のひきつり、偏頭痛・・・・ もうボロボロですわ。そういえば、若い学友から「研究への情熱に年齢なんてないわよ」と叱咤されたこともあった。情熱は衰えなくても、肉体は着実に衰えていく。君たちだってぼくの歳になれば、無茶をしたときの回復力がおそろしく鈍くなっていることを知るはずだ。
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コメント
激しく同意!すみません。通行人です。何の支えにもならないエールを送ります。
投稿: schmidt | 2007年1月 8日 (月) 06時21分
そして美容に悪いっす。美貌が台無し。しかし来週には終ってますから~。
投稿: brary | 2007年1月 8日 (月) 08時47分
もう一息ですね。頑張ってくださ~い!
私も前の修論の時は、人生で初めて首が回らなく?なりました。
何も解らず書き終えましたが、その後の人生をとても豊かなものにしてくれました。
満身創痍、心身ともに苦しむ価値はきっとあります。
(と来年の私に言い聞かせながら・・・)
投稿: Ami | 2007年1月 8日 (月) 14時00分
終わって気づいたら先っちょの皮がむけてた。
今日は徹夜。おやびんもがんばってちょ。
投稿: 仲間由紀恵@3年計画 | 2007年1月 9日 (火) 05時29分
みなさま、お優しい言葉をありがとうございます。
schmidtさん、今年もよろしくお願いします。また仙台に遊びに行きたいです。ついでに、東北大にある魯迅先生の石像を拝みたい。
braryさん、またオトナ院生の会、やりましょう。
Amiさん、経験者の言葉、しかと受け止めました。ぼくも豊かになりたい。ワンちゃん連れでキャンパス散歩したいですね。
仲間先輩、徹夜おつかれさまです。久しぶりにバカ話したいですね。
投稿: 畑仲哲雄 | 2007年1月 9日 (火) 17時05分
私も昨年は似たような境遇でした。一週間前にまだ「はじめに」と「おわりに」が手付かずだったよーな気もします。終わったあと、大学に走ろうとしたところ、足の筋肉が落ちすぎて、走ることが危険な状態となっていました。でも大丈夫です。一ヶ月あれば、回復しますよ!
投稿: Hiroko | 2007年1月10日 (水) 13時20分
Hirokoさん、お久しぶりです。論文は運動不足になりますね。後楽園のラクーアにでも行って疲れを癒してきます。
投稿: 畑仲哲雄 | 2007年1月12日 (金) 02時02分