総裁選フィーバーの変
安倍首相の突然の辞任表明から1週間あまり。唐突な辞任の理由や一国の総理の責任を追求する声はどこかへ立ち消えた。いまや福田と麻生のどちらが勝つかというお祭り騒ぎ。世論操作されていないか? こういう局面になると、ニュース主義、客観主義の弱さを感じる。主義主張を闘わせる政論ジャーナリズムの出番のはず。と思っていたら、こんな客観報道が! 「残りわずか!! GOOD BYE!」というチラシのセリフがなんだか涙を誘う。
赤門前で「福田さんがいいですか?それとも麻生さん?」とマイクを向けられたら、「一足飛びに小沢さん」と答えてやる。どうもこのところの政治報道は気持ち悪くて仕方がない。
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コメント
赤門でおやびんにマイクが向けられると思うのがまちがい
投稿: 仲間由紀恵@6年計画 | 2007年9月20日 (木) 12時39分
きれいなツッコミありがとう
投稿: 畑仲哲雄 | 2007年9月20日 (木) 21時07分