さようならアドセンス
ことし5月から、Google アドセンスとAmazonアソシエイトをサイトに設置してみた。サイバースペースでは、この二つの広告が最も普及しているので、体験もしないうちからバカにするよりも、体験してから批判しようと思った。で、半年が過ぎて感じたのは、この二つが全く違うということだ。Amazonアソシエイトだけもう少し続けてみてもよいと思う。だけど、Google アドセンスにはまったくと言っていいほど愛着がわかないのだ。
わたしは「エンゲル係数」ならぬ「本ゲル係数」が低くない部類に入る人間だと思う。良い本に出会えたら、多くの人に勧めたいと思う。Amazon社への愛着はわかなくとも、本そのものや著者、編集者、出版社に対する敬慕の念がわくことが少なくない。Amazonアソシエイトの場合は、自分のサイトで買ってもポイントにならないけど、友だちのサイトで買うと、その人に利することになる。「本ゲル係数」が高い人どうしで買いっこすることで、人間関係も良くする。
これに対し、Google アドセンスは、「なんでやねん」という広告が飛び出したりして、雀の涙ほどのゼニで、わっけの分からん宣伝をするくらいなら、きれいさっぱり止めようと思った。
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コメント
グーグルの広告の不的確性はよくわかります。
スポンサーの対策が必死すぎて怪しいビジネスやマルチまがいばかり・・・
検索結果もそうですしね。
誰もグーグルが実は使い勝手がそう良くないって指摘しないのが謎です。
投稿: ちょっとピンぼけ | 2007年12月30日 (日) 11時21分
>ちょっとピンぼけさん
やー、まったく同感です。ちーとも良くないですよ。
華々しく登場して Y! の牙城を崩していったのは痛快でしたが、アウラも消失しましたね。
投稿: 畑仲哲雄 | 2007年12月30日 (日) 21時34分