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2008年1月12日 (土)

七草と七福神が言えない

ゼミ仲間の多くが留学生となってしまったいま、日本の習俗について質問されるといささか自信がない。たとえば春の七草は口頭で言えても漢字では書けないし、由来についての知識もない。そういえば、七福神スタンプラリーに参加した勤務先の大先輩と雑談していたときも、どんな経緯で神様たちをあがめるようになったのかどころか、7つの神様の名前すら言えなかった。そもそも七草は「ななくさ」なのに、なんで七福神は「しちふくじん」なのか。うーん、恥ずかしい。なんも知らん。。。

植物学事典 春の七草 秋の七草(岡山理科大 総合情報学部 生物地球システム学科 植物生態研究室)
招き猫大開棒 七福神大研究 七福神解説と七福神巡り

岡山理科大 総合情報学部 生物地球システム学科 植物生態研究室(波田研)のページによると、春の七草は以下のように説明されている。


漢字名標準和名
せりセリ
なずなナズナ
ごぎょう御形ハハコグサ
はこべら繁縷コハコベ
ほとけのざ仏の座、田平子コオニタビラコ
すずな菘、鈴菜カブ
すずしろ清白、蘿蔔ダイコン

これが秋の七草になると、以下のようになる。これくらい、さっと言えないとみっともない、とは思うものの、わたし自身、春と秋に七草がゆを食べた記憶がない。伝統的な習俗を、迷信深いものとして遠ざけてきたようにも思う。なんとももったいない。

種名漢名
ハギ
ススキ薄、尾花
クズ
ナデシコ撫子
オミナエシ女郎花
フジバカマ藤袴
キキョウ桔梗

一方、七福神は以下のような感じ。招き猫大開棒 七福神大研究七福神解説と七福神巡りには詳しい解説が記述されている。七福神信仰のルーツは室町時代に遡ることができるようで、福禄寿と寿老人は同一神物らしく、神様の入れ替わりもあったようだ(←なんという自信のない記述なのだ!)。ま、ようするに、縁起物ですね(←逃げるなよ)。

恵比須 商売繁盛の神 日本の土着信仰
大黒天 豊作の神様 インドのヒンドゥー教
弁才天 学問と財福の神様 インドのヒンドゥー教
毘沙門天 勝負事の神様 インドのヒンドゥー教
布袋和尚 開運・良縁・子宝の神様 中国の仏教
福禄寿 福徳・長寿の神様 中国の道教
寿老人 長寿と幸福の神様 中国の道教

大阪生まれのわたしには、「えべっさん」がもっとも親しみ深い(えべっさんは、恵比寿、恵比須、戎、蛭子、胡、胡子、夷……といくつもの表現がある)。ちなみに、「明るいナショナル」のCMで知られる松下電器は毎年1月10日のえべっさんんの日に記念会見を開いていて、2008年には社名とブランドを「パナソニック」に統一すると発表した。

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コメント

 せりなずな/ごぎょうはこべら/ほとけのざ/すずなすずしろ。五・七・五・七になっていて、それなりにおさまってはいますが、いまひとつ落ち着かない。
 最後にひとこと付け加えて、せりなずな/ごぎょうはこべら/ほとけのざ/すずなすずしろ/これでななくさ。こうすると、五・七・五・七・七の31文字で、すわりがいいですよね。こんなこと、既に誰かが言っているのかもしれませんが。
 畑仲さん。今年も「論駄な日々」、楽しみにしています。 

投稿: 草相撲 | 2008年1月12日 (土) 22時07分

>草相撲さん
 ナイスな覚え方をありがとうございます。なるほど。
 さくねんは/たのしいフォーラム/感謝です/ことしもよろしく/お願いします

投稿: 畑仲哲雄 | 2008年1月12日 (土) 22時47分

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