« 2008年1月 | トップページ | 2008年3月 »

2008年2月27日 (水)

バールのようなもの

Clowbarフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を見て笑ったのは久しぶりだ。なんと、「バール」という項目とともに、「バールのようなもの」という項目があるのだ。「のようなもの」という項目を作った人のセンスは尊敬に値する。「バール」という言葉は市販の国語辞典や百科事典で必ず取り上げられる項目だが、「バールのようなもの」を説明した辞書・辞典は、おそらく『ウィキペディア』だけだろう。

工具の「バール」 on Wikipedia
単位の「バール」 on Wikipedia
報道文の慣用表現としての「バールのようなもの」 on Wikipedia
「バールのようなもの」ってどんなモノ? on 47news

続きを読む "バールのようなもの"

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008年2月25日 (月)

日本海軍→富の鎖→わからない節

Azenbo_soeda軍歌として生まれたメロディが、風刺の歌に作り替えられた例ならありそうだが、革命歌に改作された例はどれくらいあるだろう。おととい、「日本海軍」という歌のメロデイが、「わからない節」という風刺歌として親しまれ、「富の鎖」という社会主義運動の歌になったことを知り、少なからず驚いた。

「日本海軍」 on 天翔艦隊ウェブサイト
「ああわからない」ソウル・フラワー・モノノケ・サミット - 試聴 on MUSICO
添田唖蝉坊 on Wikipedia

続きを読む "日本海軍→富の鎖→わからない節"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年2月16日 (土)

世の中、費用対効果?

「極論を言っちゃえば、すべて世の中、費用対効果だ!みたいな価値観を、僕は持っているので」という若い人のセリフに触れ、少なからず当惑した。発言の一部分だけを抜き出すだけではなんのことかわからないと思うが、記事全文を読めば、まんざら露悪的に振る舞っているわけではないことが分かる。発言の主は「23歳男性。2007年に慶応大学を卒業し、広告会社に入社。細身で長身。大学時代から知り合いのBさんによると、『かなりモテる』そう」というAさん。発言の場は朝日新聞社の月刊『論座』3月号「当事者座談会-ポスト世代ですが、何か?」である。

「当事者座談会-ポスト世代ですが、何か?」 『論座』 朝日新聞社、2008年3月号、pp.190-203

続きを読む "世の中、費用対効果?"

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年2月13日 (水)

古いメディアの形式

Nationalgeo_medMag My Pic という写真加工サイトがある。手持ちの写真を雑誌の表紙ふうにしてくれるサイトで、これがなんとも面白い。インターネットの登場で、雑誌が売れにくくなったと言われて久しい。だれもがブログで電子出版モドキの行為ができるようになったし、フォトショップなどの画像加工ソフトで修正や補正をすれば、プロ顔負けの写真も作れる。しかし、だからといって、雑誌という古いメディアがもつ形式の楽しさや美しさというものが見放されているわけではない。むしろこんな時代だからこそ、雑誌メディアが醸し出すものを再発見できるような気がする。

MagMyPic - Fake Magazine Covers with your Photo! http://www.magmypic.com/

続きを読む "古いメディアの形式"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月11日 (月)

HALの遠足

200802111605_tokio_station2年ぶりの厳冬。土曜に降った雪から一点、日曜と月曜のお昼は約10度の好天にめぐまれたので、HALと皇居まで遠足した。かつて皇居一週という、すこし無謀な遠出をしたことがあったが、きょう歩いたのは、都の北東コース。自宅→神保町→皇居・平川門→内堀通り南下→大手門で一服→永代通りを東進→大手町オフィス街→本郷通りを北上→神田橋→美土代町→小川町→駿河台→お茶の水→清水坂下へ北上→嬬恋坂→湯島→春日通りを西進→本郷・・・けっこうな距離であった。

続きを読む "HALの遠足"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年2月10日 (日)

寝違えない枕

Makura朝、目が覚めたとき、首や肩がきしむように傷み、動かせない。あぁ、また寝違えた・・・・ 朝っぱらから憂鬱な気持ちになる。これまで何度こんなことがあったろう。睡眠時の体勢が悪いことは想像できる。低反発素材が良いという人、枕を使わない人、首の後ろに筒状に丸めたタオルをあてがうだけの人などがいた。ぜんぶ試したが、どうもしっくりこない。ところが先日、某国の公共放送が、枕は(1)硬めの素材、(2)15度の角度--を最適と結論した。ガッテンしていただけましたでしょうか?

解明!グッスリ眠れる枕の秘密-ためしてガッテン(NHK、2008年2月6日放送)

続きを読む "寝違えない枕"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月 9日 (土)

リスナーからの反論

田原総一郎さんのJFN系podcast「タブーに挑戦」が相変わらず独走中だ。このところリスナーからの相談・質問に田原さんが応えるというスタイルが続けられている。先週、田原さんは「若者」といえば「クルマが好き」と決まっているのに、最近は若者が自動車に乗らなくなったと嘆いてみせた。これに対し2008年2月7日放送の中で反論メールが読まれた。前回は翁のボケぶりを笑ったが、今回はすこし腹が立った。

田原総一朗のタブーに挑戦!」JFN配信、2月7日放送分

続きを読む "リスナーからの反論"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年2月 7日 (木)

やったね!人文の知

Chiki_book
こういうのを、才気ばしった若手の好著というのだろう。荻上チキの『ウェブ炎上』は、インターネット以後の世界を生きるわれわれが直面するさまざまな問題を、メディア論とテクスト論によって解読する教養書である。社会学、現代思想、哲学、政治思想、法学、社会心理学…… 「炎上」という現象を斬るため人文の知をフル動員しましたという内容に舌を巻く。

荻上チキ(2007)『ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性』ちくま新書

続きを読む "やったね!人文の知"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年2月 6日 (水)

長谷部先生の半纏

PhotoNHKの番組「爆笑問題のニッポンの教養」に長谷部恭男先生が出演していたので、ディスプレーに向かってシャッターを切った。もちろんテーマは憲法。話題は、国家なるものにはじまり、表現の自由や集団的偏向現象(group polarization)などあっち行ったりこっち行ったりと、たいへんおもしろかった。目を見張ったのは、長谷部先生がドクロをデザインした半纏を着ていたこと。そして、番組の冒頭で、「自然科学をやってる先生は悩みが少ない」という意味のことをサラリと言ってのけたので、思わず吹き出してしまった。

続きを読む "長谷部先生の半纏"

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2008年2月 2日 (土)

ホテルを糾弾するだけでいいのか

傍観しながら批判をするのは簡単だ。むろん沈黙するよりもはるかに評価できる。だが、いくら激しい言葉を並べても、切実さや痛みが伴わない言葉は届きにくい。そんなことを考えさせてくれたのが「日教組が教研全体集会の開催中止」のニュースである。客観主義の格率からの逸脱も時には必要ではないか、などと考えた。

日教組が教研全体集会の開催中止 ホテルが使用拒否、51年以来初 (47news 2008/02/01 16:42)
会場使用拒否 言論の自由にかかわる問題だ (毎日新聞社説 2008年02月02日付)
日教組大会 集会の自由は守らねば (中日新聞社説 2008年02月02日付)
教研集会拒否―ホテルが法を無視とは (朝日新聞社説 2008年02月02日付)

続きを読む "ホテルを糾弾するだけでいいのか"

| | コメント (26) | トラックバック (5)

2008年2月 1日 (金)

がんばれ後輩!

きょう、たまたまブログのアクセス解析を見てみると、検索ワードのトップ3が「口頭試問」「情報学環」「修士論文」だった。そういえば、去年のいまごろは、修論の疲れも癒えぬまま、刻々と迫り来る口頭試問を前にしていたころだったなあ。わたしのような者のブログを検索したのは、おそらく後輩だろう。たどり着いたエントリーは屁みたいな内容だったはず・・・・お役に立てずにもうしわけない。

遙かなり脱構築@論駄な日々-2007年2月 3日 (土)

続きを読む "がんばれ後輩!"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2008年1月 | トップページ | 2008年3月 »