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2008年2月 6日 (水)

長谷部先生の半纏

PhotoNHKの番組「爆笑問題のニッポンの教養」に長谷部恭男先生が出演していたので、ディスプレーに向かってシャッターを切った。もちろんテーマは憲法。話題は、国家なるものにはじまり、表現の自由や集団的偏向現象(group polarization)などあっち行ったりこっち行ったりと、たいへんおもしろかった。目を見張ったのは、長谷部先生がドクロをデザインした半纏を着ていたこと。そして、番組の冒頭で、「自然科学をやってる先生は悩みが少ない」という意味のことをサラリと言ってのけたので、思わず吹き出してしまった。

Photo_2憲法は科学じゃなくて、強いて言えば「芸である」という話など、レトリックに長けた先生の魅力が引き出されていた。太田も「ピン芸人でどうです?」と言われていたが、たしかに! わたしにはよく分からないのだが、同居人が「カワイー」を連発していた。うーむ、わからん。。。。

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コメント

来週は合原先生です。またみなきゃ。すっかりご無沙汰しております。

投稿: クニエ | 2008年2月 6日 (水) 00時28分

私も見ていました。

長谷部先生には二年ほど前の改憲騒がしい時期に、憲法の番組が作れないかと取材したことがあるのですが、その時
「九条は別にして改憲してもあの程度なら生活は変わりませんよ。だからこそ変える必要は無いんですけどね。憲法は平和に国民が暮らす約束事の理念の一つで、細かいことは法律が決めること。そして、改憲案が基本的人権を謳う以上、改憲する意味がないんです。安全保障も今の憲法で十分カバーできますし。」とさらっと言われてキツネにつままれたような気分になりました。
あのひょうひょうとした芸風と話術にやられたかもしれません。
ちなみにその時は普通にスーツでした

投稿: ちょっとピンぼけ | 2008年2月 6日 (水) 01時33分

>クニエさん
 来週はカオスマン回しながら見ましょう。

>ちょっとピンぼけさん
 「キツネにつままれたような気分」にさせるのは、先生の芸風なんでしょうね。先生業って、みな「ピン芸人」みたいなもの。かの岡田先生も人間国宝級の芸人でしたよね(笑)

投稿: 畑仲哲雄 | 2008年2月 6日 (水) 16時59分

わたしもみました。先生もすごかったですが、実は「田中」の洞察力、理解力の鋭さに感心していました。

投稿: brary | 2008年2月 6日 (水) 17時28分

>braryさん
 そうですか、田中の!
 ぼくは長谷部さんに釘付けになっていて、心の中で「太田さん、ちょっと静かにしてよ」と叫んでいたのでよく覚えてないんです、、、

投稿: 畑仲哲雄 | 2008年2月 6日 (水) 18時26分

この番組私も好きですが、この回は見逃しました。

ドクロは今若い子の間で「スカル」といわれ人気です。意図して選択されているのでしょうね。半纏という古い形式と、スカルという古くて新しい柄の取り合わせが面白いです。

投稿: Ami | 2008年2月 6日 (水) 22時26分

>Amiさん
 なんと人気の柄(がら)だったのですね。知らなかったぁ!

投稿: 畑仲哲雄 | 2008年2月 7日 (木) 07時19分

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