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2008年3月29日 (土)

ニュースの珍事

Mossan椅子から転げ落ちそうになったのは、わたしだけだろうか。きのうの朝、連続テレビ小説「ちりとてちん」が終わった直後、8時半からのニュースの冒頭で、アナウンサーの森本健成さんが感きわまった表情で、「明日の最終回をお楽しみに」としゃべっててから、おもむろにニュースを読み始めたのである。ええもん見たなあと思った朝でした。

もっさん(YouTubeに保存されている森本アナの発言場面)

森本アナの発言は、杓子定規なことをいえば、ニュースの枠内で無断で番組宣伝をするというルール違反になるのかもしれない。だけど、この“珍事”は、NHKウェブサイトにある「ちりとてちん|ご感想掲示板」にも書き込まれており、森本アナとNHKの好感度を高めていることは間違いない。2ちゃんねるの実況板でもかなりわだいになっており、「もっさん」と親しげに語られていた。

この“珍事”を見た人たちは、みなちょっと得した気分になったのではないだろうか。見逃した人は、ぜひYOUTUBEでごらんください。

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コメント

いい話ですね!
わたしも見たかったです。
実は、わたし、この八時半からのニュースが結構好きです。
以前、伊藤博英さんというアナウンサーが担当していたときのこと。
確か、「ふたりっ子」をやっていたかと思うのですが、この回がとんでもなくいろんなことが巻き起こる内容で、「おいおい、どうなるんだ?」というところで、ニュースへ。
切り替わった瞬間の伊藤さんが、視聴者と同じく「おいおいどうなるんだ?」的表情でよかったです。
この、伊藤さんの表情を見て、「(穏やかな笑み)きょうは連ドラ見逃したけど、いい内容だったらしい」「伊藤さんが笑いをかみ殺している!どんな内容だったんだ?!」と判断していたのは、わたしだけだったのでしょうか?

投稿: わっしょい@新潟 | 2008年3月30日 (日) 17時02分

>わっしょいさん@新潟さん

 おひさしぶりです。テレビ報道の最前線にいる看板アナが、連続ドラマに一喜一憂している表情をみせるのは、なにかと批判の多いNHKの好感度アップに計り知れないくらい貢献しているでしょうね。
 ところで、「ちりとてちん」の終わり方はどう思いました? 女性の社会進出を応援するかのようなストーリーが多かったのに、この「ちりとてちん」はどうも、女性が社会で能力を発揮することに水を差すような結末でした。そんなんでエエの?なんのために修行してたの?と藤本さん(脚本家)に問いつめたくなりました。
 若狭はキヨミに戻り、「徒然亭草々の妻」「子供のお母ちゃん」「一門のおかみさん」という旧態依然とした性的役割分業と家父長制のなかに吸収されてしまいます。福井県の夢見がちな少女が大阪に出てきて若手噺家と結婚して子供生む。そして旧態依然とした世界に暮らす母親との和解のすえに、落語家としtねおキャリアをさっさと捨ててしまう。これじゃあ、落語家としての若狭を応援していた視聴者たちはどうすればいいのでしょう---なんて思ってしまいました。
 あ、すみません。話がどんどん違う方向にそれてしまって、、、、

投稿: 畑仲哲雄 | 2008年3月30日 (日) 17時50分

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