始末の極意?
平凡社の世界大百科によると、ニンジンはその昔アフガニスタンで栽培されるようになり、西へ東へと分布を広げていったそうだ。西へのルートは、10世紀ごろ中東を経由してヨーロッパに広がったとされる。オランダで品種改良が重ねられ、16世紀にエリザベス女王のイギリスにもたらされ、アメリカ大陸に伝わったのは17世紀という。
東に向いて広がったニンジンが中国に伝わったのは13世紀の元朝時代。その後、日本にも伝わってくる。百科事典によると、江戸初期の『多識編』という文献にようやく名前が登場するそうだ。だがしかし、日本が明治時代にさしかかると、ヨーロッパのニンジンが西洋の野菜としてあらためて持ち込まれれる。今日、ニッポンで栽培される品種の多くはヨーロッパ系。では、東洋系のニンジンはというと、ご存じ「金時ニンジン」。幼いころ、金時ニンジンを、古びたニンジンだと思っていました。
わが家の窓辺で葉っぱを一生懸命延ばしているのは、西洋系です。こいつの祖先はアフガニスタンで生まれ、子々孫々が中東を経てヨーロッパでUターンして、長崎に上陸した。悠久の時を経てじんわり伝わってきた歴史のロマンを感じつつ、、、
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コメント
ちなみに、買ってきたときは、葉っぱはありませんでした。食べるころには、自力で芽を出していたのです。根は、出てこないのかなぁ。
投稿: イスに根が生えている同居人 | 2008年4月 7日 (月) 00時04分
美味しいですよ〜♪
かき揚げにしたり、みそ汁に入れたり
香りがあるのでパセリの要領で使ったり。
いろいろ試せます。
栽培中の様子がなんともかわいいです!
投稿: mine | 2008年4月 7日 (月) 07時40分
>同居人さま
根は伸びませんね。やっぱり土に埋めますか?
>mineさん
ありがとうございます。料理に使うのはちょっともったいないような気がして、、、、頑張って育ててみます。
投稿: 畑仲哲雄 | 2008年4月 8日 (火) 21時37分
実は僕も同じ事をやっているのですが、写真のようにすくすくとはいきません。何が違うのでしょうか。
投稿: 萬晩報 | 2008年4月 9日 (水) 18時27分