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2008年4月 6日 (日)

始末の極意?

080406_1652_2有機栽培のニンジンをスティック状に切って食べた後、何を思ったか同居人が捨てるはずの葉っぱの部分を水耕栽培(?)し始めた。水を張った小皿のなかでニンジンの葉はすくすく成長中。ニンジンの葉はそのまま食べておいしいのだろうか。何も考えずに捨てられていたはず「ゴミ」が、命を保ち健気に光合成している姿は、どこかけなげでいとおしくもある。ここまで来たら、食べたくなくなってきた。

野菜図鑑「にんじん」 http://alic.vegenet.jp/panfu/carrot/carrot.htm

平凡社の世界大百科によると、ニンジンはその昔アフガニスタンで栽培されるようになり、西へ東へと分布を広げていったそうだ。西へのルートは、10世紀ごろ中東を経由してヨーロッパに広がったとされる。オランダで品種改良が重ねられ、16世紀にエリザベス女王のイギリスにもたらされ、アメリカ大陸に伝わったのは17世紀という。

東に向いて広がったニンジンが中国に伝わったのは13世紀の元朝時代。その後、日本にも伝わってくる。百科事典によると、江戸初期の『多識編』という文献にようやく名前が登場するそうだ。だがしかし、日本が明治時代にさしかかると、ヨーロッパのニンジンが西洋の野菜としてあらためて持ち込まれれる。今日、ニッポンで栽培される品種の多くはヨーロッパ系。では、東洋系のニンジンはというと、ご存じ「金時ニンジン」。幼いころ、金時ニンジンを、古びたニンジンだと思っていました。

わが家の窓辺で葉っぱを一生懸命延ばしているのは、西洋系です。こいつの祖先はアフガニスタンで生まれ、子々孫々が中東を経てヨーロッパでUターンして、長崎に上陸した。悠久の時を経てじんわり伝わってきた歴史のロマンを感じつつ、、、

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コメント

 ちなみに、買ってきたときは、葉っぱはありませんでした。食べるころには、自力で芽を出していたのです。根は、出てこないのかなぁ。

投稿: イスに根が生えている同居人 | 2008年4月 7日 (月) 00時04分

美味しいですよ〜♪
かき揚げにしたり、みそ汁に入れたり
香りがあるのでパセリの要領で使ったり。
いろいろ試せます。
栽培中の様子がなんともかわいいです!

投稿: mine | 2008年4月 7日 (月) 07時40分

>同居人さま
 根は伸びませんね。やっぱり土に埋めますか?

>mineさん
 ありがとうございます。料理に使うのはちょっともったいないような気がして、、、、頑張って育ててみます。

投稿: 畑仲哲雄 | 2008年4月 8日 (火) 21時37分

実は僕も同じ事をやっているのですが、写真のようにすくすくとはいきません。何が違うのでしょうか。

投稿: 萬晩報 | 2008年4月 9日 (水) 18時27分

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