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2008年5月27日 (火)

『ブリッジ』の語りづらさ

51eexvmndlこれを観た後しばらくの間、あれこれ思いをめぐらせることはやめておこうと思っていた。いったん忘れて、運良く思い出したら、その時あらためて考えてみようと。そしてきょう、ふと思い出してしまった。この映画は自殺者と自殺未遂者、その関係者たちのドキュメンタリーである。ドキュメンタリー作品としての完成度には疑問が残る。だが、、、、

エリック・スティール監督 『ブリッジ』 (原題:The Bridge, 米, 2006)

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2008年5月24日 (土)

『冷血』で語られた死刑執行人とは

51mjq33jt6l_ss500__2カポーティの『冷血』はずいぶん前に買って積ん読のまま散逸したが、先日、DVDを見て驚いた。白黒画面で、派手なアクションもなく、取って付けたようなお涙ちょうだい的展開もない。2人の愚かな若者が何の罪もない一家4人を惨殺して死刑になるという展開を、カットバックを用いてガツンと見せてくれた。犯人がひたすら死刑を待つ日々が怖かった。

リチャード・ブルックス監督 『冷血』 (原題:In Cold Blood , 米, 1967)

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2008年5月 7日 (水)

『情婦』は秀逸な法廷サスペンス

Witnessfortheprosecution洋画の原題と邦題のギャップに戸惑うことは珍しいことではない。邦題に騙されて観てみたらガックリさせられたり、邦題のために遠ざけていた作品を観たあとで「なんでもっと早くみておかなかったのか」と臍をかむこともある。今回は後者のほうだった。

ビリー・ワイルダー監督 『情婦』 (原題: Witness for the Prosecution、米、1958)

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2008年5月 5日 (月)

『ヘアスプレー』で描かれた「ニグロ・ディ」

Hairspray_flash2_ジョン・トラボルタがお母さん役にチャレンジして話題を呼んだ『ヘアスプレー』を観た。ボルチモアに暮らす天然系の16歳少女がひょんなことからTVのダンス 番組に出演し、陽気に踊って人気者になるというコメディ。ちょっと当惑したのは、字幕で「ブラック・デイ」と訳されていたのに、よく聴くと役者たちはきちんと「ニグロ・デイ(Negro Day)」と言っていた。なんでやねん。

アダム・シャンクマン監督 『ヘアスプレー』 (原題:Hairspray , 米, 2007)

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