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2008年11月 9日 (日)

極私的三大ニュース(備忘録)

11月1日に生まれて初めての学会発表。11月6日には2回目の博士課程コロキウム。翌日に、遅れに遅れていた本のゲラ(再校)を戻した。この3つは、ことしの極私的3大ニュース。それがこの時期にすべて集中するなんて、なんたる不運。でも、これでなんとか一段落。社会人院生ライフを来年につなげられるような気がする。30代のころなら、一段落したとたん、旅行とかカラオケとか、我を忘れるようなことをしていたに違いない。だが、いまのわたしに残されたものといえば、腰痛、頭痛、肩凝り、眼精疲労、首の痛み、目のかすみ……。正直、つらいです。

■学会発表について
 11月1日朝10時。鞄にノートPCを詰め込み、念のためにUSBメモリーにパワポファイルを入れ、A3判1枚の配付資料を250枚を持参し、明治大学リバティータワーの会場にチェックイン。朝一番のトップバッターということもあり、右も左も勝手が分からないまま、とにかく20分しゃべった。タイトルは「コミュニタリアニズム思想が提起するジャーナリズムの可能性. ――鹿児島、神奈川、滋賀における小規模新聞社の事例研究から」。
 副指導のM師から事前に「持ち時間が20分あるとしても、15分をめどに話し終わるつもりで」とアドバイスをいただいていたので、そのつもりで話したら、ちょうど20分くらいでドンピシャリだった。業界関係者からの手厳しい質問のほか、R大のO師や司会の先生からも質問をいただき、感謝。
 指導教員のH師からは「配付資料は要点だけを記したペラ1枚で十分よ」と言われていたが、まさにその通り。規定では250部用意することになっているが、1部をA3判6枚とかにしたら、重くてたまらなかっただろう。

■コロキウムについて
 去年1回やっているのに、これがどのようなイベントなのかよく理解していなかったため、とぼけた発表となった。副指導M師から「あなたがことし1年を振り返ってやったことをちゃんと書いてほしい」と注意され、ああ、そういうことも報告すべきだったんだと、(今更ながら)知る。いずれにしても、M師はもちろんのこと、指導のH師からも貴重なアドバイスをいただいた。
 ところで、M師からは、わたしがぼんやりと抱いていた悩みを先取りするかのようなアドバイスをもらった。一言でいえば、研究対象との間で発生する相互作用をどうするか、である。これはジャーナリストの取材にも当てはまるもので、なかなかに難しい。
 昼ごはんをKゼミの院生とご一緒し、「コロキウムってなにをする場なの?」とあらためて訊ねたところ、K師は「生存証明の場」と説いていたようだ。というのも、博士課程に進学すると、修士のときのように論文指導もない。で、フェードアウトしてしまう学生もいる。ふだんは大学に来ていなくても、ちゃんと生きてます、というアナウンスせよというK師のアドバイスは一理ある。

■ゲラについて
 だいたいわたしは緻密な作業が大の苦手である。よく言えばおおらか。悪く言えばおおざっぱ。かかる性格ゆえ、原稿に間違い箇所がいくつも残っているような気がして胃が痛い(ただし、その痛みはコンマ1秒で消える)。誤字脱字が多く、数字に弱く、日本語がへたくそという三重苦を生きる者にとって、こういう作業は地獄なのだ。

本については、あらためてエントリーを立てます。

ああ、腰が痛い。とくに右側。

追記
わたしの研究内容と業績についてのページを設けました。わたしにはその自覚が著しく欠けているのですが、研究のプロフィール、プロジェクト名などをしっかり掲げる必要があるのだそうです。名刺を切って研究に協力していただくわけですから、透明人間ではいられないということですね。

研究と業績のページ http://hatanaka.txt-nifty.com/ronda/gyouseki.html

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コメント

250枚もあったならもらえばよかった

投稿: | 2008年11月 9日 (日) 12時08分

片面印刷なので、裏側を漢字の練習とかに使えます。きっと字がうまくなりますよ。

投稿: 畑仲哲雄 | 2008年11月 9日 (日) 20時38分

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