学会デビュー
日本マス・コミュニケーション学会2008年秋季大会の個人研究発表に参加しました。過去に国際学会を含めていくつかの学会取材した経験はありますが、じぶんが壇上に立つなんて想像だにしませんでした。振り返れば、わたしは大学院入試の面接で「大学院に入学する目的は?」と訊ねられ、「いわゆる生涯学習ですね」と答えしたし、修論なんて書く気なんてさらさらなく、「面白そうな授業やゼミに出るだけで(大学院と)おさらばします」とヌケヌケと指導教官に話した不良学生でした。あれよあれよという間にここまで来られたのは、すべて指導教官や諸先輩のお導きと、こころよく調査に協力してくださった神奈川、鹿児島、滋賀の皆さまのおかげ。あらためて感謝の気持ちを表します。
恥ずかしかったこと、至らなかったこと、勉強になったことなど、たくさんありますが、後日あらためて追記します。来週は学内で博士課程コロキウムというのがあるので、気分的に余裕がありません。それでは失礼します。
2008年11月06日追記
2回目の博士課程コロキウムを終えた。副指導教員から、わたしの悩みやモヤモヤを先取りするようなアドバイスと数々の指摘を受け、何もかも見透かされているような怖さを覚えた。きょうはこれくらいにしといたるわ。
2008年11月07日追記
再校ゲラを編集者に届ける。約束の日を過ぎること3日。許せ、出版社。それにしても、なんで11月上旬に次々とイベントが重なるんだ!この1週間で10大ニュースが3つも。もう、心も体もクタクタ。
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コメント
うわ〜!おめでとうございます(^_^)
お祝いの宴でも、またやりましょう!
投稿: たま | 2008年11月 2日 (日) 00時43分
>たまさん
その節は大変お世話になりました。お仕事の手を休めていただき長時間にわたる調査にご協力いただきありがとうございました。たまさんたちに触発されたことが、研究に対する意欲を持続させてくれました。人間は〈人と人〉〈人と地域〉の関係性のなかで陶冶されていくのだなあと痛感しています。
これからもよろしくお願いします。また、辛い担々麵食べようね。
投稿: 畑仲哲雄 | 2008年11月 2日 (日) 08時32分
おめでとうございます!と言うべきなのか、適当な言葉を知らず‥‥。
お疲れ様でした!ワンステップ、生涯学習の一環。
学ぶべきところは常にあるものですね。
文章から、ひしひしと伝わります。
肩の力を抜いて、そして、学ぶ。私も見習います。
これからもご活躍、期待しております。
投稿: mine | 2008年11月 2日 (日) 10時59分
>mineさん
ありがとうございまーす!
プロの研究者を育成している熱心な先生たちが、社会人院生から「生涯学習のために入学しました!」などと言われると、ここはカルチャーセンターじゃねぇんだよと怒鳴られることがあります。遺恨を残すので、キャンパスでは禁句です・・・(苦)
投稿: 畑仲哲雄 | 2008年11月 2日 (日) 11時30分
うわっ、すごい。おめでとうございます。
レスはいりません。「コロキウム」(って何?)にご専念ください。
投稿: schmidt | 2008年11月 4日 (火) 10時58分
>schmidtさま
ありがとうございます。schmidtさんからは、たくさんインスパイアされました。感謝しています。
ところで、博士課程コロキウム(Colloquium)というのは、博論構想に関する年に1度の口頭試問のようなもので、研究指針を定めるための大切なステップなのです。
平たい言葉でいうと、根性の曲がった研究構想を、精神注入棒でビシビシ叩いて矯正してもらうという・・・ドMが喜びそうな儀式です(涙)。
投稿: 畑仲哲雄 | 2008年11月 4日 (火) 23時36分