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2009年10月20日 (火)

矛盾論理

落語の「まくら」の目的は、わたしたちの日常生活に身近な話題から「おやっ?」と思わせて話に引き込んでいくことだ。わたしが敬愛する故・桂枝雀師匠のまくらのなかに無精の者の小噺がある。なにをするにつけても「面倒だ」「じゃまくさい」と消極的な無精者たちが、たまたま大勢集まるような機会があった。1人の不精者が周りを見わたして言った。「こんなにも無精者が大勢集まるのは珍しい。せっかくなので『無精者の会』というのを作ったらどうか」。それを聞いていた隣の無精者が言った。「じゃまくさいから止めておこう」。

「紺屋の白袴」みたいな話だが、こういうのを思い付くまま列挙すると。

▽自由を捨てる自由を私にください(権利を放棄する権利でも可)

▽言論弾圧を肯定する言論を弾圧しよう

▽戦争を終わらせるための戦争

▽まったく自信がもてない--自信のなさにかけては自信がある

▽あの病院の健康管理は徹底している、病的なまでに!

▽大らかに育児するよう、親たちをスパルタ教育する

▽反戦歌を歌いながら戦う

▽あらゆる薬が効かない人のための特効薬

▽内政干渉を避けるため慎重に慎重をかさねて内政する

▽彼は命懸けで自殺未遂を成し遂げた意志強固な人物

▽民主主義を否定する少数意見を擁護する民主主義を否定する権利を擁護する民主主義を否定する(無限背身)・・・・

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http://www.youtube.com/watch?v=yulEOqps5ps

投稿: @ | 2009年10月20日 (火) 16時04分

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