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2010年2月 6日 (土)

ATOKの未習得技

昨年、ATOK2009を衝動買いしたのに、もうATOK2010が発売された。日本語入力システムは今日ではIME ( Input Method Editor ) と略称されるが、その昔は FEP ( Front End Processor ) と呼ばれていた。わたしは1989年以来、ジャストシステムATOK愛好者で、気の利いたキメ台詞も恥ずかしい誤植もすべてATOKを使って生み出してきた。ただ、MS-IMEへの対抗上、私の知らないあいだにATOKも高機能化が進み、わたしが使っていない機能がてんこ盛りになっている。せっかくなので、言語バーのメニューをいじらなくてもできる技を備忘録として記しておく。ATOK2010はもっとすごくなっているかも。

ATOK 2010 for Windows アカデミック版
ATOK 2010 for Windows [プレミアム] 通常版
ATOK 2009 for Mac 通常版
5分でわかる!かしこいATOKの使い方。|ATOK.com
英語入力機能が強化された「ATOK 2009」を使う - 日経ビジネス Associe
ATOK即効テクニック

●ひらがなから英語のスペル F4

ATOK2009からの新機能のようだが、これは素晴らしい。たとえば、「コングロマリット」のスペルがわからないとき、「こんぐろまりっと」と書いた状態でF4キーを押したら、一発で「conglomerate」と確定してくれる。
●連想変換 ctrl+tab
これは角川類語辞典には及ばないが、それに準ずる機能。一度変換キーを押したあとで、ctrl+tabを押すと、別の候補を表示してくれる。
●推測変換 入力途中でtab
入力の途中(確定していない状態のとき)、tabキーを押すと、その後の文字列を推測して表示してくれる。大きなお世話かもしれないが、ためしに「おおきな」と書いて変換キーを押す前にtabを押すと、はてなキーワードにある「大きな愛でもてなして」「大きな政府」「大きな物語」などが列挙された。
●郵便番号から住所を入力 変換→F3
あるときから、ATOKで郵便番号を入力すると、勝手に地番が表示されるようになった。ここで、郵便番号と住所を両方入力したり、住所の都道府県を省略したりしたいときは、F3キーを繰り返して押す。
●直近の入力文字列 ctrl+F8
直近に確定した変換文字列を列挙してくれる機能。どういうときに使うか,ちょっとわからないが、他人のパソコンを使わせてもらうとき、のぞき見できる(自分ものぞき見されるということだが)
●確定後の再変換 shift+変換
これはかなり前から搭載されている機能だが、わたしはまったく使っていなかった。それなりに便利かもしれないが。

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コメント

「パートのおじさん」として週に4日某社へ勤務している私ですが、仕事はInDesignで月刊誌のページを組み立てるのが主。で、毎度悩むのが、マックに比べてあまりにひどいウィンのIMですね。私は「親指シフト」ユーザーですから、富士通のJAPANIST03を使っていますが、本来のIMEやATOKを含めて、なぜ、英文の入力時にいちいちリターンキーを押さなくてはならないのか……これがどうしてもわかりません。
もう1つ、「文字コード表」はそこそこ使えますが、なぜマックの「文字パネル」のように種別の区分けをしてくれないのか。
まあ、面倒なおかげで適当に時間をつぶしているという実態がありますから、まことにありがたい不具合ではあるんですが…。

投稿: meitei | 2010年2月 7日 (日) 18時51分

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