またレポートの季節
大学でレポートの季節がやってきたようだ。いつもは静かなわたしのブログだが、この時期に訪問者がぐっと増える。このところの検索ワードは、「ロビンソン・クルーソー」「人間類型」「ナシレマ族」「熟議」「互酬」「第二の近代」「再帰的近」「コーテン」など。ふだんはあまり読まれない備忘録的なエントリが、参照されていること自体はありがたいことだが、私に謝意を表す気があれば、アフィリエイトで掲載している本をクリックしてくださいな>学生さん
ただし、ブログから文字列をコピペしまくってレポートを作るのはやめておいたほうがいいですよ。その気になって調べればバレます。コピペした文字列の表現を「です・ます」から「だ・である」など微妙に修正するのは、不良学生に限ったことではなく(教壇に立つ側の人にも見受けられますが)、これは麻薬のようなものなのでやめておくほうがいいです。こういうのが癖になると、人間としての信用を失います。
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コメント
>コピペした文字列の表現を「です・ます」から「だ・である」など
>微妙に修正するのは、不良学生に限ったことではなく
テレビ屋もよくやっていると思います。
日々、「何だこれは?」となり・・・・・。(苦笑)
>その気になって調べればバレます。
米国では、そのためのソフトウェアが開発されている、てな記事を以前、目にしました。
投稿: ママサン | 2010年7月28日 (水) 12時28分
>ママサンさん、
こんにちは。この問題は深刻ですね。
他大学のある教員は、レポートを書く際にインターネットにアクセスするなと指導しているようです。
米国というか、英語圏は言語解析が進んでいるので、そういうソフトウェアがあることをぼくも噂で知りました。
世の「パクリ疑惑」については、また今度お目にかかったときに。
投稿: 畑仲哲雄 | 2010年7月28日 (水) 18時07分