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2011年1月 5日 (水)

auスマホIS03の使用感 (4)

IS03を使い始めて1カ月が過ぎた。わたしにとってIS03は辞書として機能してくれれば十分なのだが、ここ一番というときに動画や音声を記録し、ささっと編集してYouTubeにアップロードしたり、Ustream配信できるようになっておくべきだなあと考えるようになった。それは、メディアリテラシーの向上につながるわけだし、じぶんや知人やコミュニティを守ることにもつながると思うからだ。

aDice http://sites.google.com/site/aquamarinepandora/home/adice_ja
DroidWing http://galapagossquare.com/?p=2938
Web日誌@河北新報Kolnet 地域を語る場づくり/米・ベイエリア ハイパーローカルの現場(03)

本題に入る前にプチ自慢。わたしがIS03に自分で導入した辞書は、(1) 平凡社「世界大百科」、(2) 岩波書店「広辞苑第5版」、(3) 「英辞郎」-の3つである。「世界大百科」と「広辞苑」はEPWING版をすでに持っていたので、それをSDカードに入れ、「DroidWing」というアプリで検索しているだけ。「英辞郎」も第三版の書籍を購入しいたので、それをWindows用のPDIC/Unicodeを使ってユニコード版を作り、 aDiceで検索することにした。動作はいずれも軽い。(こんなことなら、もっと大容量のSDカードを買っておくべきだった!)

Oscar_grantStreetpaperわたしの日常生活では上記の辞書だけで十分なのだが、スマートフォンには映像音声を記録する機能がある。こういう機能って、スマートフォン利用者にどれくらい求められているのかわからないし、どういう場面でどのくらいの頻度で使われているのかもピンと来ない。ただ、昨秋ある運動家の話を聞き、わたしは考え方を変えた。

そのことを考えさせてくれたのは、米ベイエリアでハイパーローカルサイトの運営スタッフであった。そのサイトが生まれたきっかけは、黒人青年が警官に銃殺される場面を目撃していた地域住民が、携帯電話で撮影した動画をYouTubeにアップロードしたこと。地元新聞はよくある事件のひとつとして簡単に報じたが、地域住民はYouTube動画をめぐる議論に沸き返り、それを知ったメディア実践家たちがハイパーローカル・ジャーナリズムのための団体とサイトを作った。

スマートフォン利用者は、結果的にAppleやGoogleが提示する世界に取り込まれていく被害者のように語る人もいるし、気を付けていなければ、ブーム踊らされるだけの愚かな消費者になりかねない。しかし、いざというときに、身の回りで起こった出来事を正確に記録し、公開したり情報を共有したり議論したりするスキルは、なにも職業ジャーナリストの役割ではなく、むしろ無視されがちな人たちにこそ必要であるように思う。

昨秋、調査のためベイエリアを訪問したとき、ストリート・ペーパーを売っていた人たちと立ち話をする機会があった。ストリート・ペーパーというのは『ビッグイシュー』の原型のようなメディアで、おもに貧困問題を公的な場(路上)で訴える新聞である。話を聞かせてくれた男性は、ノキア製の端末を見せ、「これが命綱のようなものだ。危ないときに仲間と連絡を取り合えるし、動画や音声を記録できるので新聞社や放送局にニュース提供できる」と話した。日がな路上にいる彼は、事件や事故を目撃する機会も多く、過去に撮影した交通事故の写真を見せてくれた。

話がどんどん変な方向に進んだので、このあたりで失礼します。ことしもよろしくお願いします。

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