師匠の新刊『〈オンナ・コドモ〉のジャーナリズム』
師匠の新刊が発売されました。というか、すでに発売されています。不肖の弟子であるわたしは本日入手しました。ピンクの装丁が可愛いので、ファンタジックな内容ではないかと思われるかもしれません。しかし、〈正義〉や〈絶対的な自由〉を掲げる既存のジャーナリズムに対し、もうひとつの価値(たとえば小さな〈善〉や〈ケア〉)を提示する意欲的な学術書。わたしの研究にも導きとなるものです。「ジャーナリズム」という言葉が「しっくりこない」「みょうに重い」などと感じている記者さん、読んでみてはいかがでしょう。
参考文献に、わたしのを含めて、弟子が書いた論文や本が紹介されていました。ありがとうございます。
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コメント
あのピンクは師匠さまの好みなんですか?一瞬、冬のソナタを思い出しました。ww
投稿: Schmidt | 2011年2月16日 (水) 13時56分
Schmidtさん、
こんにちは。あの色はわたしの好みです!(笑)
師匠は白っぽくてすっきりした装丁がよいと思っておられたようですが、
出版社はこの色が良いと判断したのだと思います。
投稿: 畑仲哲雄 | 2011年2月16日 (水) 14時31分