水越先生の教科書
水越伸教授の放送大学テキストが発売され、授業も始まった。わたしの副指導教員になっていただいている師匠でもあり、放送はきちんと録画し教科書も購入した。予習のためにページをめくっていくと、驚いたことに、260頁にわたしの著書が参考文献として紹介されていた。そういえば、マスコミ系講義の定番教科書とされる『新聞学』(日本評論社)でも、複数の先生が拙著を参考文献として挙げてくださっていたし、つい先ごろも正指導教員・林香里教授の『〈オンナ・コドモ〉のジャーナリズム――ケアの倫理とともに』(岩波書店)で拙著と論文を言及していただいたばかり。とてもうれしい。
とてもいい本なので、ぜひ買ってください。放送大学の教科書は、かなり練って作られているので、学部生や院生はもちろん、社会人にもおすすめ。じつはわたし、大学院を受験する前、水越・吉見両先生の放送大学テキスト『メディア論』を読んでいました。もちろん試験には出ませんでしたが、いまも時おり。。。
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