院生と読むかもしれない本
大学院ではジャーナリズム演習(ゼミ)と、地域メディア研究という授業を担当しています。ゼミではマスメディアやジャーナリズムをテーマにした修士論文を執筆するうえで必要と思える本や論文を選ぶ必要があり、これが悩ましいのです。他方、「地域メディア研究」という授業では比較的自由に、かつ、臨機応変にやっています。ぼつぼつ来年度の課題図書を考えるシーズンで悩んでいます。候補は以下です。
■新しい本たち■
林香里(2017)『メディア不信――何が問われているのか』岩波新書
章蓉(2017)『コレクティヴ・ジャーナリズム-中国に見るネットメディアの新たなる可能性』新聞通信調査会
阿部岳(2017)『ルポ 沖縄 国家の暴力 現場記者が見た「高江165日」の真実』朝日新聞出版
望月衣塑子(2017)『新聞記者』角川新書
■その他、あれこれ考え中の本たち■
韓東賢(2015)『チマ・チョゴリ制服の民族誌-その誕生と朝鮮学校の女性たち』Pitch Communications
ジョン デューイ(2014)『公衆とその諸問題―現代政治の基礎』ちくま学芸文庫
エドワード・W. サイード(1993)『オリエンタリズム』平凡社ライブラリー
内山節(2010)『共同体の基礎理論』農山漁村文化協会
ウォルター リップマン(2007)『幻の公衆』柏書房
鈴木哲也・ 高瀬桃子(2015)『学術書を書く』京都大学学術出版会
書き忘れましたが、私がいる大学院の正式名称は以下です。
龍谷大学大学院社会学研究科 http://www.soc.ryukoku.ac.jp/daigakuin/
大学院受験を検討されている方への参考資料 https://www.ryukoku.ac.jp/admission/nyushi/daigakuin/
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