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2018年3月17日 (土)

卒業式の翌日/祭りのあと

毎年のことですが、卒業式の翌日というは、なんだか寂しい感じがします。式当日はハレの日だし、着飾った教え子たちに「君ら卒業できて、ほんま良かったのー」とか「社会人になったら、もう遅刻はあかんで」などと軽口をたたいて、こちらもチョッピリ浮いた気持ちになりますが、その翌日は、心に穴が開いたような感じがします。まだ教員という仕事に慣れていないからなのでしょうか。

祭りのあと 唄:渥美清https://www.youtube.com/watch?v=S3ltnB_1Rek

他方、ちっとも卒業してくれない学生もいて、それはそれでヤキモキさせられます。人生80年時代なので、30歳くらいまでなら、遊びほうけていても全然かまわないと思います。むしろ、おもいきり道に迷うくらいのほうが良いかもしれません。でも、そういう感覚は、自分と無縁の学生に対するもので、実習やゼミ生で少しは濃密な時間をともにした学生の場合は、気をもまずにいられません。

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2018年3月12日 (月)

映画『否定と肯定』にみる大衆のメディア

ヘイトスピーチが飛び交う日本で、この映画が上映される意義は大きいと思います。ただ、メディアの観点から見ると、沈鬱な気持ちにならざるを得ません。なぜか。ホロコーストを否定する「歴史学者」は、自ら起こした裁判で敗れ、差別者の烙印を押されても、タブロイド紙やトーク番組が彼を声を取り上げ続けているからです。弁護士や学者は法廷で勝つことを優先しますが、大衆メディアにとって重要なのは「部数が稼げる」「視聴率が取れる」ことなのでしょう。ジャーナリストたちにはそういうところも意識して見てほしい作品です。

ミック・ジャクソン監督『否定と肯定』2016年イギリス・アメリカ合作、デボラ・リプシュタット原作

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2018年3月 9日 (金)

ジャーナリズムとアカデミズム、月刊Journalism連載第4回

2018年3月9日発売の『Journalism』に、連載の4本目「記者講座 ジャーナリズムとアカデミズム」が掲載されました。私は約25年の記者生活を経て大学教員に転職しました。大学院に入学したのはちょうど中間管理職にさしかかった42歳の春。そこで痛感したのは、ジャーナリズムとアカデミズムの住人が、なんだか仲の悪い双子のようだ、ということでした。

「記者講座 道徳的な難問を考える(4) ジャーナリズムとアカデミズム」『Journalism』 (334):2018.3

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