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2025年5月 2日 (金)

『ジャーナリズムの道徳的ジレンマ』書籍化後のウェブ連載

勁草書房の編集部サイトで、「ジャーナリズムの道徳的ジレンマ」という連載をし、書籍化したものを大学の授業で使っていますが、紙の本を出した後も、ウェブ版の記事を掲載しています。きょう、新たな記事が公開されたので、それ以前のものも含めて、以下に記しておきます。

 

〈CASE 25〉事実の検証か、違法な取材か
https://keisobiblio.com/2025/05/02/hatanaka25/

 

〈CASE 24〉「選挙ヘイト」とどう向き合うか
https://keisobiblio.com/2024/10/08/hatanaka24/

 

〈CASE 23〉捜査幹部から賭けマージャンの誘いを受けたら
https://keisobiblio.com/2020/06/11/hatanaka23/

 

〈第22回〉番外編・授業で『ジャーナリズムの道徳的ジレンマ』を使う方法
https://keisobiblio.com/2019/06/04/hatanaka22/

 

〈CASE 21〉両論併記をうまく使うための注意点
https://keisobiblio.com/2019/04/02/hatanaka21/

 

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1年間、研究に専念します

4月から1年間のサバティカルに入りました。授業や学内行事などから離れて、研究に専念をすることになっています。わたしが研究しようと考えているのは、「人はどのようにしてジャーナリストになるのか」「どのようにすればジャーナリストが育成できるのか」です。これから主要報道機関や関連団体などをを訪れて聞き取り調査をしていきます。

今回の研究では「行為」それ自体よりも、「行為者」に光を当てようと思っています。ジャーナリストは義務論と功利主義の間を行ったり来たりするものだと考えられてきました。ジャーナリストはなにをするべきか/何をしてはいけないのか、という行為への着目です。行為をめぐる研究は重要ですが、徳倫理学では行為者に着目します。ジャーナリストはどうあるべきか、どのような徳が求められるか、です。

どんな成果が出せるか分かりませんが、とりあえず頑張ってみます。

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