カテゴリー「cinema」の119件の記事

2025年12月 7日 (日)

ドキュメンタリー映画『手に魂を込め、歩いてみれば』そして、『ネタニヤフ調書』

ドキュメンタリー映画『手に魂を込め、歩いてみれば』を観ました。ガザで生まれ育った若いフォトジャーナリストと、イラン出身でパリ在住の映画監督との交流を軸にしたジャーナリズム作品です。

https://www.youtube.com/watch?v=96Eco0kWHK8

https://www.rottentomatoes.com/m/put_your_soul_on_your_hand_and_walk

観終えたあと、遠く離れた土地で苦しむ人々に対して何もできない無力さを覚えました。そうした感情を呼び起こすことも、ジャーナリズムの役割のひとつなのでしょう。

映画の話に戻ります。監督は今年60歳になるセピデ・ファルシ。彼女は14歳でイラン革命を経験し、投獄されたのちパリに亡命しました。ガザに入ることができなかったため、知人を介して一人の女性とのビデオ通話を映画に仕立てることにしました。その相手は、ファトマ・ハッスーナと名乗るヒジャブ姿の24歳の女性でした。

ファトマにとって、外国の著名な映画監督と知り合うことはまたとない機会でした。ガザの通信回線は不安定で、通話はたびたび途切れましたが、彼女は撮影した写真や動画を託し続けました。ファトマは詩も作っているし、歌も歌っています。

ビデオ通話の何気ない会話の中にも、驚くべき事実が潜んでいます。「騒音がするけど、ヘリでも飛んでいるの?」と監督が尋ねると、ファトマは「イスラエル軍が空にいるの。今外に出ると撃たれるのよ」と笑顔で答えました。親子ほど歳の離れた二人は、ほぼ一年にわたりスマートフォンを通じて語り合いましたが、終盤になるとファトマの笑顔は少し曇っていきます。

先月『ネタニヤフ調書 汚職と戦争』を観て、イスラエル警察にも正義感ある内部告発者がいることに小さな希望を感じました。しかし『手に魂を込め、歩いてみれば』を観た後は、同時代を生きる者としての責任を、まだ果たせていないという思いが一層強くなります。

https://www.rottentomatoes.com/m/the_bibi_files
https://www.youtube.com/watch?v=lZJ7iSRs0dc
https://www.youtube.com/watch?v=2JY3wnmmOqo

| | コメント (0)

2025年8月28日 (木)

ドキュメンタリー評『揺さぶられる正義』

弁護士資格を持つ関西テレビの上田大輔記者が監督を務めたドキュメンタリー『揺さぶられる正義』の試写を見る機会があったので、以下、慣れない批評をしてみたい。
----------

 冤罪問題に挑む弁護士に憧れた青年は、30歳を目前に司法試験に合格したものの、すでに刑事弁護に希望を見いだせなくなっていた。そんな独白から始まるこの作品は、監督であり主人公でもある上田が発する問いと内省的なナレーションを軸に展開されていく。いわゆる一人称で語るスタイルのドキュメンタリーだ。


 上田は2009年、企業内弁護士として関西テレビに採用され、その7年後、刑事弁護への関心から記者職に転じた。法律家という国家資格を持つ記者というのは、日本の報道機関でも異例の存在である。


 映画では、幼児虐待に関わる4つの刑事事件が取り上げられる。いくつかの事件は、生ニュースとして報道されているし、上田も夕方のワイド番組に裁判の解説をし、深夜のドキュメンタリーも制作した。そのひとつ、虐待の疑いで親たちが逮捕される事件を扱った「ふたつの正義 検証・揺さぶられっ子症候群」は報道界で高い評価を得た。しかし上田は、今回の映画の中で「はたして『ふたつの正義』という安易な物差しで等しく天秤に掛けられるのだろうか」と過去の自らのフレームに疑義を唱える。


 映画の中で、上田の思い出話が何度か挟まれる。ロースクール時代、上田は恩師に、無実を訴える依頼者がクロに思えたらどうするべきかと尋ねた。恩師からは「やってないと言ったら、それを信じるんだよ」と諭されたが、上田は「自分にはできないと思った」。だが、上田の情報源である秋田真志弁護士は、恩師が言うような「信じる」人だった。


 秋田は、冤罪問題に取り組むメンバーたちと居酒屋で卓を囲む場面で、こんな言葉を語る。「信じんかったら始まりませんからね。警察も、検察官も、裁判官も、みんなね騙されるのが嫌いなんです。騙されるのは弁護士の役割ですよ」。刑事弁護士の至言ともいえるこの言葉は、取材者と被取材者との関係に対する重要な問いとして、本作の伏線となる。


 作品を通じて、上田はいくつもの重要な問いをつぶやく。ひとつは、逮捕報道のあり方だ。警察情報だけを元に報じることの危険性は1976年の「疋田リポート」以来、何度も批判されてきた。逮捕前から疑惑の人物を撮影したり接触したりして、逮捕時に一斉に流すやり方は、1988年の和歌山毒物カレー事件などでも繰り返し見られた。そして、メディアの犯人視報道は、警察や検察の冤罪の共犯関係となっている。


 上田は映画の冒頭部分で「テレビ局に入社し、企業内弁護士になったが、刑事司法の問題が頭から離れなかった。だから報道記者になったのに、今自分は冤罪を作る側にいるのかもしれない」と自身の立ち位置を真摯に問う。その問いに対し、上田自身がどのような答えを出したかは、映画を見る人に委ねられる。


 わたしが本作を見て、もうひとつ印象深かったことがある。甲南大学教授の笹倉香菜の言葉に心に響くものがあった。笹倉は秋田とともに冤罪問題に取り組む重要な人物として本作で登場する。彼女は米国留学中、冤罪問題に取り組むイノセンス・プロジェクトに出会い、日本版を立ち上げた。その理由について笹倉は「冤罪は法律家の責任でもあるが、社会全体の責任。救済も支援もしないのは一部の人を見捨てることになる。そのことの贖罪というと変だが、冤罪に苦しんでいる人を助けたい」と述べる。この贖罪という言葉は、映画の中の隠されたテーマであり、上田自身の問いを深めた要因ではなかったか。

 日々のニュースを原稿にする記者は、取材対象との間に一定の距離を保つ。こうした「ディタッチメント(距離の保持)」の原則は、偏向報道を防ぐためにアメリカの主流メディアが築いてきた伝統であり、戦後の日本の報道界もその姿勢を踏襲してきた。

 一方で、ドキュメンタリーという手法は、対象に接近し、深く関わらざるを得ない性質を持つ。ニュース報道が「広く浅く」を旨とするならば、ドキュメンタリーは「狭く深く」を志向せざるを得ない。本作は、そうした両者のスタンスの狭間に位置しており、監督である上田もまた、法律家とジャーナリストという二つの立場の間で揺れ動いている存在だといえる。

 試写を見終えたとき、冒頭に映し出された、息子と戯れる上田の姿がふと脳裏に浮かんだ。彼の個人的な側面を垣間見せると同時に、作品全体の視点に静かに支え続けていたことが理解できた。

上田大輔(監督)『揺さぶられる正義』、2025年、関西テレビ放送/東風




| | コメント (0)

2020年12月29日 (火)

2020年に観た映画とドラマ(備忘録)

備忘録としてメモしておきたい。

●映画
『ちむぐりさ』雪国生まれの少女の眼差しを通して本土と沖縄との関係見つめる。観て良かった。
『プリズンサークル』更生とは何か。罪と向き合うとはどういうことか。観ておくべき作品だった。
『はりぼて』議会制民主主義の形骸化を喜劇ふうに暴露して終わり、ではない。テレビドキュメンタリーの快作。
『なぜ君は総理大臣になれないのか』小川淳也議員に長期間密着。こんな国会議員もいる。対象との向き合い方が絶妙。
『ランブル』黒人音楽と考えられている作品のなかに先住民の楽曲や演奏が多いことを教えてくれる。目から鱗。
『パブリック』日本語にないパブリックの意味を公共図書館をめぐるドタバタ劇から学ぶ。市民社会を考える素晴らしい作品。
『行き止まりの世界に生まれて』貧困地域に生まれてしまった子供たちの現実を移民の子が撮影。格差社会の現実を描いた作品。
『ヒルビリー・エレジー』いわゆる貧乏白人の世界から弁護士になり成功した男性の回想録を映画化。日本人が知らないアメリカ。
『コリーニ事件』この事件(小説)によってドイツの法律が改正された衝撃の作品。
『人生フルーツ』晩年をこんなふうに生きられれば、という“しみじみ系”の作品。
『オフィシャル・シークレット』英諜報部の末端職員による内部告発の実話をもとにした作品。ジャーナリスト必見。
『ナイチンゲール』オーストラリアで先住民や女性たちがどのような過酷な人生を強いられたかを告発する勇気ある作品。
『スキャンダル』保守系フォックスTVを舞台にしたセクシュアルハラスメントを実名で描く。なぜ実名で作れるだろう。
『メイキング・オブ・モータウン』R&Bなどの黒人音楽レーベルがビジネスで成功したかが描かれる。
『マイルス・デイヴィス クールの誕生』天才・鬼才といわれる音楽家の人間像に迫る。作品はすごいが人間的にはいやな奴。
『i - 新聞記者ドキュメント』森達也監督が東京新聞の望月記者を追いかける。新聞記者の行動原理や使命感が素直に描かれる。
『三島由紀夫vs東大全共闘』TBSに残っていた映像を映画化。東大全共闘の人たちがすごく魅力的。ただし煙草吸いすぎ。
『シカゴ7裁判』ベトナム反戦運動に参加して起訴された7人市民や学生の法廷劇。正義と政治を考える良作。
『マルモイ ことばあつめ』日帝の支配下にあった朝鮮半島で、辞書を作り言葉を守ろうと奮闘するドラマ。
『愛国者に気をつけろ!鈴木邦男」一水会の元代表の実像に迫るドキュメンタリー。真面目で誠実な人柄にますます惹かれる。
『テネット(TENET)』順行する時間世界と逆行する時間世界をめぐる理解困難な問題作。
『はちどり』平凡な家庭の少女が体験した90年代の韓国ソウルの受験戦争、家父長制、経済成長……などが低い目線で描かれる。
『82年生まれ、キム・ジヨン』おそらく東アジア全域に共通する女性差別をえぐる作品。ベストセラー小説の映画化。
『罪の声』グリコ森永事件をモチーフにした小説の映画化。「城南宮バス停のベンチの裏」が耳に残る。
『男はつらいよ~お帰り 寅さん』満夫が小説家になっていたり、リリーさんが神保町でジャズバーを経営していたり。
『レディ・ジョーカー』2時間ほどの映画で描ききれない作品。渡哲也に物井清三は似合わない。
●2020年に観たドラマ
『プレス 事件と欲望の現場』(PRESS)『ジャーナリズムの道徳的ジレンマ』に通底する話がいくつもありびっくりした。BBC。
『ニュースルーム』(The NEWSROOM)共和党支持を表明するアンカーを中心にしたHBOアメドラ。アーロン・ソーキン作。
『スタートレック:ピカード』(Star Trek: Picard)

| | コメント (0)

2020年8月20日 (木)

議論を誘発する『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』

わたしは仕事柄ジャーナリズムに関する映画は見逃さないようにしていて、授業でも学生に映画を紹介することがあるが、この作品は現役ジャーナリストにはおすすめできる。

映画『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』公式サイト http://www.akaiyami.com/

若いジャーナリストを主人公にした『赤い闇:スターリンの冷たい大地』(原題:Mr. Jones)は、ポーランド人の監督のアニエスカ・ホランドが撮った作品で、実在の人物ガレス・ジョーンズの史実に基づいている。ホランドもジョーンズも、日本ではさほど知られていないと思う。わたしも知らなかった。

映画で描かれる世界は、1930年代のスターリン時代のソ連。世界恐慌の中にあって、ソ連だけが繁栄を誇っていることに疑問を抱く若いジャーナリストが、その謎に迫るというストーリー。彼が暴くのはスターリンによって起こされた大飢饉(ホロドモールと呼ばれる)の事実である。

この作品ではいくつもの二項対立が描かれる。まずは、大手メディアの名物記者 vs 若くて無名のフリー記者。前者はピュリッツァー賞の受賞歴があるニューヨーク・タイムズのモスクワ特派員ウォルター・デュランティ。後者は主人公ガレス・ジョーンズ。取材姿勢が全く異なる。

もうひとつは、高級紙の代名詞ニューヨーク・タイムズとウィリアム・ハーストが発行していた大衆紙。この映画でタイムズは外交政策に影響を与える政治的権威として描かれ、一方のハーストは派手な紙面で大衆の世論に影響を与える存在として取り上げられている。

主人公ジョーンズが迫られる選択肢は典型的なジレンマである。ジョーンズは、もし自分がウクライナの飢饉を記事にすれば、不当に逮捕されている6人のイギリス人技師が解放されないと脅される。しかし、もし記事にしなかったら100万人以上のウクライナ人が餓死することも分かっている。つらい選択である。

そのほか、当時の共産主義体制をどう見るかについても、異なる見解が示される。ひとつは、ソ連は壮大な実験の途上にあるという見方、もうひとつはナチスドイツと変わらないまやかしであるという見方。重要な登場人物の一人であるジョージ・オーウェルは当初、前者に近い考えを開陳するが、やがて『動物農場』を書く方向へ変わっていく。

善と悪という単純な図式ではなく、どちらも正しく、どちらも間違っているというような、アンチノミーてんこ盛りなので、たんに「あーおもしろかった」「感動した」ではなく、しっかり議論ができる。ディベートの題材にもなる。

| | コメント (0)

2020年2月21日 (金)

3・19 那覇で新刊トークイベント

319_punga_ponga_night 『沖縄で新聞記者になる』の新刊トークイベントで開催することになりました。那覇のブラジル料理&イベントスペース Punga Ponga さんから提案をいただき、大阪人らしく「ワイもいっちょうやったろかぃ!」みたいな気分で挑戦することにしました。琉球新報の玉城江梨子さん、沖縄タイムスの阿部岳さんにご登壇いただき、進行は版元ボーダーインクの新城和博さんにお願いします。

ただ正直なところ、じぶんが見られる側に回るのは得意ではありません。話の流れを読みながら、当意即妙に気の利いた台詞を繰り出したり、会場を沸かせるようなジョークを挟むような経験値は低いです。

もちろん、大学教員になってからは、講義で90分しゃべり続けることもありますし、シンポジウムのパネリストでコメントをすることもあります。でも、それはネタを仕込んでいるからできること。どこから弾がとんでくるわからない言葉のやりとりは、正直こわい。やはり新聞記者出身なので、聞き役のほうが身についています。

せっかく新刊トークをするのですから、ぜひ大勢の方にきていただき、たくさんの質問・異論・反論をぶつけていただきたいと思います。

なお、イベント会場では書籍も販売します。著者のトーク内容とそこからにじみ出る人間性をじゅうぶん吟味したうえで、購入の可否をご判断ください。どうかよろしくお願いします。

Punga Ponga - facebook page

| | コメント (0)

2018年11月 3日 (土)

「華氏119」が描く大手メディアの欠陥

映画「華氏119」で感心したのは、マイケル・ムーア監督がドナルド・トランプの個人的資質だけを問題にしているのではなく、むしろメディアの構造的な欠陥をわかりやすく示していたことです。日本在住の私たちも他人事ではありません。他山の石として学んでおく価値があると思いました。

マイケル・ムーア『華氏119』公式サイト

続きを読む "「華氏119」が描く大手メディアの欠陥"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年3月12日 (月)

映画『否定と肯定』にみる大衆のメディア

ヘイトスピーチが飛び交う日本で、この映画が上映される意義は大きいと思います。ただ、メディアの観点から見ると、沈鬱な気持ちにならざるを得ません。なぜか。ホロコーストを否定する「歴史学者」は、自ら起こした裁判で敗れ、差別者の烙印を押されても、タブロイド紙やトーク番組が彼を声を取り上げ続けているからです。弁護士や学者は法廷で勝つことを優先しますが、大衆メディアにとって重要なのは「部数が稼げる」「視聴率が取れる」ことなのでしょう。ジャーナリストたちにはそういうところも意識して見てほしい作品です。

ミック・ジャクソン監督『否定と肯定』2016年イギリス・アメリカ合作、デボラ・リプシュタット原作

続きを読む "映画『否定と肯定』にみる大衆のメディア"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月28日 (金)

インターステラーと仮名手本忠臣蔵の共通点

 『バットマン・ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督最新作『インターステラー』を観てきました。ワームホールを利用した恒星間飛行は「スタートレック」で幾度となく“疑似体験”しているのでビビったりしませんでしたが、親子の人情話はズシンと心に響きました。

『仮名手本忠臣蔵 (橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻 (1))』( ポプラ社、2003)
ロバート・ゼメキス監督『コンタクト』(1997)
カール・セーガン『コンタクト』〈上・下〉(新潮文庫、1989)
リチャード・ドナー監督『タイムライン』(2003)
マイケル・クライトン『タイムライン』〈上・下〉 (ハヤカワ文庫NV、2003)
『インターステラー』公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/interstellar/
キップ・ソーン博士公式サイト http://www.its.caltech.edu/~kip/

続きを読む "インターステラーと仮名手本忠臣蔵の共通点"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年1月31日 (木)

最近みたジャーナリストの映画

この間、ジャーナリズムに関する映画もいくつか観たので、備忘録としてメモしておく。ジャーナリストを主人公にした映画には、ラブロマンスやコメディ、サスペンス、アクションなどが豊富にあるが、わたしが興味をもつのは実話・実録モノである。最近みた2作品のうちひとつはジャーナリストを対象としたノンフィクションで、もうひとつはジャーナリストが半生を回顧した作品の映像化である。いずれも論文書きのため観るのをがまんしていた。

アレックス・ギブニー監督『GONZO――ならず者ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンのすべて』(原題:Gonzo: The Life and Work of Hunter S. Thompson、公開年2011)
山下敦弘監督『マイ・バック・ページ』(公開年2011)

続きを読む "最近みたジャーナリストの映画"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年1月30日 (水)

最近みた女たちの映画

博論も終わったので、好きな音楽を聴き、観たかった映画をなるべく観るようにしている。だが、ひとりで観賞しているため、なんども張り合いがない。話し相手もいない。だがせっかくなので、最近みた女たちの闘いを描いた4作品に共通していることを、ネタバレにならない範囲でつらつら書き残しておきたい。

ジョシュア・マーストン監督『そして、ひと粒のひかり』(原題:Maria Full of Grace、公開年2004)
コートニー・ハント監督『フローズン・リバー』(原題:Frozen River、公開年2008)
デブラ・グラニク監督『ウィンターズ・ボーン』(原題:Winter's Bone、公開年2010)
テイト・テイラー監督『ヘルプ――心がつなぐストーリー』(原題:The Help、公開年2011)

続きを読む "最近みた女たちの映画"

| | コメント (3) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧