ドキュメンタリー映画『手に魂を込め、歩いてみれば』そして、『ネタニヤフ調書』
ドキュメンタリー映画『手に魂を込め、歩いてみれば』を観ました。ガザで生まれ育った若いフォトジャーナリストと、イラン出身でパリ在住の映画監督との交流を軸にしたジャーナリズム作品です。
https://www.youtube.com/watch?v=96Eco0kWHK8
https://www.rottentomatoes.com/m/put_your_soul_on_your_hand_and_walk
観終えたあと、遠く離れた土地で苦しむ人々に対して何もできない無力さを覚えました。そうした感情を呼び起こすことも、ジャーナリズムの役割のひとつなのでしょう。
映画の話に戻ります。監督は今年60歳になるセピデ・ファルシ。彼女は14歳でイラン革命を経験し、投獄されたのちパリに亡命しました。ガザに入ることができなかったため、知人を介して一人の女性とのビデオ通話を映画に仕立てることにしました。その相手は、ファトマ・ハッスーナと名乗るヒジャブ姿の24歳の女性でした。
ファトマにとって、外国の著名な映画監督と知り合うことはまたとない機会でした。ガザの通信回線は不安定で、通話はたびたび途切れましたが、彼女は撮影した写真や動画を託し続けました。ファトマは詩も作っているし、歌も歌っています。
ビデオ通話の何気ない会話の中にも、驚くべき事実が潜んでいます。「騒音がするけど、ヘリでも飛んでいるの?」と監督が尋ねると、ファトマは「イスラエル軍が空にいるの。今外に出ると撃たれるのよ」と笑顔で答えました。親子ほど歳の離れた二人は、ほぼ一年にわたりスマートフォンを通じて語り合いましたが、終盤になるとファトマの笑顔は少し曇っていきます。
先月『ネタニヤフ調書 汚職と戦争』を観て、イスラエル警察にも正義感ある内部告発者がいることに小さな希望を感じました。しかし『手に魂を込め、歩いてみれば』を観た後は、同時代を生きる者としての責任を、まだ果たせていないという思いが一層強くなります。
https://www.rottentomatoes.com/m/the_bibi_files
https://www.youtube.com/watch?v=lZJ7iSRs0dc
https://www.youtube.com/watch?v=2JY3wnmmOqo












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